いじめ

いじめ対応の注意点【保護者対応編】

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【いじめ対応】意外と難しいのが保護者への対応【生徒より大変】

いじめの問題・・・

学校の先生をしている上で、避けては通れない問題である。

当事者の声を聴くと

「いじめは絶対になくならない!」

と断言する人もいます。

今のいじめは目に見えない部分が多く、対応も年々難しくなっています。

一つ対応を間違えば、生徒が自ら命を落としてしまうという最悪のケースも考えられる世の中です。





教師としての対応の仕方には、十分に注意を払って払いすぎることはないと考えています。

子どもの対応に注意を払うことはもちろん大切ですが、意外と抜けてしまうのが保護者への対応です。

子ども同士では納得がいって、うまく解決しどうな時でも、保護者の出方次第でまたぶり返してしまうこともあるからです。

【要注意】保護者同士で話をしたいのですが・・・【利点一切なし】

この記事では、いじめ対応の1つとして、保護者への対応の仕方について注意点を述べたいと思います。

では、保護者への対応で気を付けなければならないのはどんなことか?

結論から言うと

『保護者同士の話し合いの場は持つな!!』

です。



最近の子離れできていない親が本当に多いです。

子どもがいじめられたり、何か不利益をこうむったりすると

あたかも自分が傷ついたかのように感情的になるのです。



そして、こう思うのです。

「私がこの子を何とか守らねば!!」

と。



あらかじめ誤解のないように言っておきますが、

これは、「親の出る幕ではない事例で、親がでしゃばるのはよくない」

という意味です。

本当にひどいいじめ、陰湿ないじめ、まったく落ち度のない状態なのに理不尽にいじめられる。

こういったケースは例外として、近くの大人がいち早く子供の命を守らなければならないです。

そこまで深刻でないケースについて述べていきたいと思います。




悪い例としては

「今回の件について、相手の保護者と話し合いを持ちたいのですが、先生、その場を設定してくれませんか?」

と担任に迫ってくることです。




担任はこの時、毅然とした態度で

「お母さま、お気持ちはわかりますが、お子さんがいじめられたことと、保護者同士で話をつけることは別の問題ですよ」

と答えなければなりません。



生徒の問題に親が必要以上に関わるというのは

百害あって一利なしと思ってください。

最悪の場合は、せっかく解決しかけた問題がまたぶり返してエスカレートすることにもなりかねないからです。

【弊害】どんな保護者も我が子が一番かわいい【親も子離れ必要】

では、なぜ親がでしゃばってはいけないのか?

理由は3つあります。

『子供の成長を阻害するから』
『子供は親に言えば何とかなると思うから』
『自分で考える思考を停止させてしまうから』

です。



私は、教職について20年以上の経験があります。

その経験から、子供の成長を一番阻害しているのは近くにいる大人であることを嫌というほど学んできました。

その中にはもちろん教師も含まれています。

その経験から得た1つの答えがあります。


それは

子どもはどんな経験も成長の糧とする

ということです。



この大前提を近くの大人は自覚してほしいと思います。

仮に、いじめという嫌な思いであろうと、子供は経験したことから学びます。

「自分も言い方がきつかったな」

「つい感情的に反応してしまったこともあったな」

「自分の問題を棚に上げて相手を非難していたな」

など、口には出さないまでも、心の中で反省しているのです。



そこへ親が出てきて

「なぜ、こんな仕打ちを受けなければならないのですか?そちらの家庭ではどのように指導されてきたのですか?」

などと、親同士で言い合いになったら子供の反省の気持ちはどこかに吹き飛んでしまいます。

親としては「子供を守ってあげている」

という感覚で正しいことをしていると感じているかもしれません。

しかし、現実には子供の成長の機会を奪っているのです。



そして、これが常態化するとどうなるか・・・

子どもの方が「何かあったら親に言えば何とか助けてくれるんじゃないか?」

と親への依存を深めて、自立から遠ざかってしまいます。

最終的には、人間関係のいざこざから逃げるようになり、自分で考えるという思考を停止させてしまうのです。

環境が変わっても、人間関係に悩み続ける人と言うのはこういった弊害のせいなのかもしれません。

【教師】言うべき時は言わなければならない【プロ意識】

教師と言うのは、いじめという問題に対して、引け目を感じてしまう傾向があります。

「担任として失格だ・・・」

しかし、人が何十人と集まって学校生活を送っていれば、

大なり小なりトラブルはつきもので、表面化しないほうが逆に怖いくらいです。

それよりも、何かトラブルが起きた時に、プロ意識をもって毅然と対応することのほうが何十倍も大切なのです。



教師という仕事は、子供の成長を促すことができるプロです。

親は、せいぜい自分の子どもを育てる経験しかないアマチュアです。

毎年のように、何年も何年も子供のそばで働いている我々教師はプロ意識をもっと持つべきです。

そして、今打つべき最善の策を取り続け保護者や子供たちから信頼を得るのです。



そのためには、時として厳しい態度で接しなければいけないこともあるのです。

先にも述べたように、いじめの問題は、1つ間違えば命にかかわる問題です。

そのためにも我々教師も常に学ばなければなりません。

学んで得たことを保護者と共有し、共に手を取り合って子供の成長に力を注ぐことができれば、多少のトラブルがあったとしても動じることなどないのです。

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