学級経営

【魔の6月】荒れる学級を予防するには【学級崩壊】

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【全クラス共通】魔の6月とは?【恐怖】 「1年間の学級経営で一番難しいのはいつですか?」 以前、若手の先生にこんな質問をされた。 学級開きのある4月? 夏休み明けの8,9月? それとも年明けの1月? いいえ。どれも違います。
一番難しいのは6月です。
教育現場では『魔の6月』と言われているほどです。 つまり、6月は学級が荒れやすいのです。 そんな魔の6月の意味や対処方法について紹介します。

【6月】荒れる学級を予防する担任になるためには!【1学期のポイント】

6月は新年度がスタートして2カ月がたった頃です。 学校生活や人間関係にも慣れて、子ども達は活発に活動したくなる時期でもあります。 しかし、この6月は活動したくてもできない理由があります。 これを理解している教師と理解していない教師では1学期を乗り切れるかどうかの大きな分かれ目となります。 この記事を最後まで読んでいただければ、具体的な対処法を知ることができます。 そして、明日からの学級経営に生かすことができるはずです。 また、今回は中学校の現場を例にして紹介したいと思います。

【北海道は例外?】梅雨と学級経営【テストも】

まず、6月が荒れる理由には、次の3つがあります。

○梅雨 ○中体連 ○テスト

まず、1つ目の『梅雨』について これは北海道以外の地域であれば、毎年6月を中心にやってくる季節です。 じめじめとした空気の中で、毎日のように雨が降ります。 教室内の環境は最悪で、外にも遊びに行けない。 子ども達のストレスは最高潮になっていきます。 そのストレスの発散場所として、 『人』や『物』をターゲットにするのです。 友達にいたずらをしたり、物を隠したり、施設を壊したり そんな姿が見られるのは梅雨のせいです。 2つ目に『中体連』です。 これは部活動の大きな大会で、どの地域も6月くらいからスタートします。 大会を控えているときはいいのですが、大会が終わり負けてしまった跡が問題です。 中学3年生は、部活動を引退し、ぽっかりと穴が開いた感じになります。 心の中では「受験に向かわなければ!」という気持ちですが、体がついていきません。 1,2年生にとっては、頼りになる先輩たちが引退し、不安の中で部活動を再スタートしなければなりません。 そういった目に見えない不安があるのが中体連の大会後の学校生活です。 その不安の矛先になるのが、これまた『人』や『物』なのです。 最後に、『テスト』です。 6月には期末テストがあります。 2期制を取っている学校であれば、前期の中間テストがこの6月にあります。 そういった定期テストがあるために、勉強が得意ではない子どもはテストに対する不安から 生活が乱れることがあります。 中には、勉強をやりたくなくてあきらめてしまう子どももいます。 やりたくない本人だけがすねている分にはいいのですが、 そこに「お前もいい子ぶって勉強なんかしてんじゃねーよ」と友達も引きずり降ろそうとする子どももいるのが厄介です。 そんなテストに対して前向きになれない子ども達のストレスがこれまた 『人』や『物』に向けられるのです。

【予防】アクションを起こせ!【楽しい学級へ】

関連記事:【学級崩壊】こんな担任は学級崩壊させる【予兆】 では、

○梅雨 ○中体連 ○テスト

の3つの要因を乗り越えるために 学級担任としてどんな対策をしていけばよいのか? それは次の3つです。

○イベントを作る ○練習試合を組む ○協力して勉強する楽しさを体感する

です。 まず1つ目の『イベントを作る』とはどういうことか? これは、学年や学級でレクリエーションなどの楽しいイベントを意図的に作るということです。 外遊びができないこの時期に、室内でできるイベントを企画することで子ども達のモチベーションを上げていきます。 もちろん教師だけが仕切るのではなく、基本的なルールに関しては教師の手を入れる必要がありますが それ以外は、子ども達に役割分担をさせて何らかのイベントを仕掛けることが大きなポイントです。 レクリエーションができない場合は、学級の中でグループエンカウンター的な活動を入れてみるのもいい方法です。 2つ目に『練習試合を組む』です。 これは部活動対策の1つです。 3年生が抜けた後で、1,2年生のモチベーションを上げるためにやるのが練習試合です。 でも 「6月に練習試合なんて・・・まだ新チームになって形ができていない中で無理ですよ」 という声が聞こえてきそうです。 しかし、だからこそ6月なのです。 結局、チームがまとまっていないなんて言うのはどの学校も同じで、自分の学校だけの話ではないのです。 だから、お互いの学校でまだまだまとまっていないことを前提として練習試合を組めばいいのです。 素晴らしい試合を期待するのではなく、早いうちから他行との交流をすることによって自分たちの部活の課題を見つけることが大事です。 かえってそのほうが、新チームとしてのスタートがしやすいというメリットもあります。 最後に、『協力して勉強する楽しさを体感する』です。 これはテスト対策です。 学校のテストというと、1人で黙々と家で勉強するというイメージがどうしても子どもの中にはあります。 しかし、本当に知識を身につけるにはインプットだけではダメです。 大事なのはインプットしたことをアウトプットすることです。 つまり、教え合い活動をするということです。 しかし、授業の中で形式ばったグループ活動をやれということではありません。 昼休みなどに気軽に教え合うことでも十分効果があります。 「急にはそんな雰囲気にはなれないですよ」という人に対しては 学級活動や道徳の時間を利用してグループエンカウンターを取り入れて、友達同士でコミュニケーションをとることの抵抗感を下げてあげることも必要かもしれません。 とにかく、1人で悩まずわからないことは友達と共有し、教え合いながら解決していく。 そこに達成感や楽しさを感じられるようになれば、テストに対するマイナスイメージも少しは払しょくされるはずです。 完全に0になるとは思いませんが、ストレスを周りにまき散らすようなことにまでは発展しないでしょう。 以上

○イベントを作る ○練習試合を組む ○協力して勉強する楽しさを体感する

の3つについて解説しました。 『魔の6月』はもうやってきました。 しかし、対策をしっかりととっていけば何も怖くありません。 お互い頑張っていきましょう。 サイトマップへ ホームへ The post 【魔の6月】荒れる学級を予防するには【学級崩壊】 first appeared on わくわく担任塾. Copyright © 2021 わくわく担任塾 All Rights Reserved.

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