学級経営

【立て直し】学級崩壊が起こる原因【中学校】学級崩壊の原因は○○○ではない!

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【全職員】学級崩壊が止まらないのはなぜ?【兆候】

学級崩壊の波が止まりません。

○学級崩壊の兆候が見られるが担任の努力で踏みとどまっている学級
○子どもに指示を聞かせるだけで疲れてしまう学級
○授業中に子ども達が常に出歩っている学級
○担任の先生が休みがちになっている学級
○担任の先生がすでに病休に入っている学級

レベルはいろいろあるが、

上記のような学級、必ず1つはあなたの職場にありませんか?

学級崩壊が問題視されて何年もたちますが、未だになくなりません。

学級崩壊をなくすことは不可能なのでしょうか?

【中学校】学級崩壊が起こってしまう原因【3つ】

この記事では、学級崩壊がなぜ起こってしまうのか?その原因と対策について紹介します。

特に中学校について書かせてもらいますが、他校種でも参考になるかなと思います。

では、なぜ学級崩壊は起こってしまうのか?

その原因には次の3つがあります。

①上司のサポートがない
②教師の経験が足りない
③教師の技術が足りない
※中学校ならではの原因

4つ目に番外編として、中学校ならではの原因を1つ付け加えました。

それについては後ほど解説します。



上の3つを見て気が付いた方いるかと思いますが、

学級崩壊の原因に『子ども』は関係ないということです。

「あの子どものせいで学級はめちゃくちゃだ・・・」

と思う教師の気持ち、すごくわかります。

自分も同じような経験をしているので、共感します。



しかし、酷な言い方かもしれませんが、学級崩壊はすべて教師の責任なのです。

では、その根拠について次の見出しで解説します。

【解説】崩壊学級を作らないためにやるべきこと【対策】

学級崩壊の原因について、以下の3点+1を紹介しました。

ここでは、その根拠について解説します。

【①上司のサポートがない】

ここで言う上司とは、先輩教師、学年主任、教務、教頭、校長です。

学級崩壊とは、どの先生にも起こりうる怖い現象です。

それだけにサポート体制が絶対に欠かせません。

特に、上司というのは概ね担任よりも年配の先生が多いので、アドバイスやサポートをしやすい側面があります。

具体的には、

・ケース会議を設定する
・学年集会で問題点について触れる
・時間割を見て授業をT.Tにする
・職員会議などで全職員にサポートをお願いする
・悩みを聴いてあげる

などのサポートが担任にとってどれほど助かるかわかりません。



逆に、何のサポートもなければ、

「自分が頑張らなければ・・・」

と担任にさらなる負担がのしかかり、疲労から普段何気なくできている仕事にもミスが生じたりします。

『学級崩壊の問題は組織で対応する』

当たり前のことかもしれませんが、意外と現場ではできていないことがあります。

【②教師の経験が足りない】

これは、若手教師が起こす学級崩壊の問題点です。

大学を出て間もない教師が、30人~40人の子どもを預かる。

それだけでも大変なことです。

その中で、指導をし育てていかなければなりません。

教師自身の人生経験が10年20年違ければ、おのずと教師の口から出てくる言葉の重みが違ってきます。

教師の言葉が軽ければ、子どもは教師をバカにします。

教師という仕事の経験、人生の経験、どちらにしても若手教師については経験が不足しています。

それが、学級崩壊の原因になることもあるということです。

【③教師の技術が足りない】

これは、『経験が足りない』のとはちょっと違います。

技術とは

実践によって身に付く技能のことです。



例えば、授業中子どもに前を向かせたいときどんな指示をしますか?

「はい、みなさん、前を向きましょう」

これは技術がありません。

なぜなら、『前を向く』とは、具体的にどういう状態なのか子ども達に瞬時に伝わらないからです。

当然、前を向く子どもと向かない子どもがいます。

教師は

「早く向きなさい!○○君。」

と怒鳴る。

初めに前を向いた子どもは待たされる。

正しく反応した子どもが待たされると、その不満は担任へ向けられる。

次第に、教師の指示を聞かなくなります。



では、どうするか?

「はい、みなさん、おへそを先生に向けなさい」

これがプロの指示です。具体的で、短い言葉で子どもに伝わります。

これは、岩下 修先生の著書「AさせたいならBと言え」に書いてあることです。

これは、知っているか知っていないかで決まるプロの技術です。

年齢に関係ありません。

日頃から本を読む習慣のある教師であれば、これらの技術をたくさん持っています。

学級崩壊とは、こういった細かい技術を知らずに、子ども達に小さな不満を日々積み重ねさせてしまうことによって起こるのです。

【※中学校ならではの原因】

では、番外編として、中学校で学級崩壊が起きる原因を1つ紹介します。

結論から言うと

『担任が教室にいない』

です。

中学校は、『教科担任制』です。

ですから、自分の授業を除けば、朝と給食(昼休み)と帰りの時間しかクラスの子ども達と一緒にいないということです。

技能教科の先生であれば、自分の教科の授業など、週に1回しかない場合もあります。

担任が見ていない時間が圧倒的に多い。それが中学校の実情です。

担任が見ていなければ、子ども達というのは勝手なことをし始めるのです。

そこから、学級のルールが乱れたり、担任批判が広がったりして学級崩壊につながることがあります。

【崩壊学級】担任の先生にできることは?【立て直し】

では、具体的に担任の先生はどうすればよいのでしょうか?

結論、次の2つをすることです。

①読書(教育書)
②休み時間教室に寄る





まず、本を読むことです。

それは技術の習得につながるからです。

正直、上司のサポートは周りの先生方の当たりはずれがあります。

サポートしてくれない上司にあたったら、半分あきらめたほうがいいです。

また、経験を積むのも時間の問題ですから、即効性はありません。

即効性があって、確実に学級崩壊を防ぐ手段として、本(教育書)を読んで技術を習得することです。



次に、休み時間に教室に寄るということです。

これは、自分が他の教室の授業をした後とかに、わざと遠回りをして自分の教室に寄るのです。

そこで、2,3分子ども達の様子を見たり、何気ない会話をしたりするのです。

そのあと、職員室に戻ったり、次の授業の教室に移動したりすればよいのです。

小学校のように、ずっと自分の教室にいることはできませんが、こまめに自分の教室に顔を出すことが学級崩壊を防ぐことにつながります。

子ども達も、何となく先生がそばにいる感じがして安心感も生まれてきます。

関連記事: 【学級崩壊】こんな担任は学級崩壊させる【予兆】



ぜひ、

①読書(教育書)
②休み時間教室に寄る

を実践してみてください。

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