学級経営

【新年度の準備】学級担任がすべきこと②【学級の○○○○を具体的に作成しろ!】

投稿日:2020年6月6日 更新日:

【期待と不安】学級担任を任されること

初めて学級担任をもったときの気持ち,覚えているでしょうか?

長年教員採用試験を受け,やっとの思い出正式採用された年,勤務先の校長から

「学級担任をお願いします。」と伝えられた時。

中には,講師経験時代に学級担任を任命された先生もいるかもしれません。

「やったー。念願の学級担任だ!!」

教師を志すものであれば,学級担任を任されるほど,うれしいことはありません。

これは教師としての存在をある意味,認めてもらった証とも言えるのです。

(様々な事情で副担任として働いている素晴らしい方もいらっしゃることも理解しています。)

「よーし,念願の学級担任だ。いい学級を作るぞ~」と高ぶる気持ちをおさえられずにワクワクしながら

新年度を迎えたことがある先生もたくさんいるはずです。

しかし,経験年数を重ねるとそんなワクワクした期待とは裏腹に

「今度のクラスはうまくまとめることができるだろうか?」

「何回も担任してるけど,なんか最初は期待が大きいんだけど,1年たってみると何も残らないだよなー」

「過去に担任した生徒とうまくいかなくて,最近は学級経営に自信がないんだよなー」

とたくさんの不安を持っている教師もいるはずです。

【新年度の準備最重要】1年後の姿を具体的にイメージしよう!

新年度の準備として春休み中に学級担任がすべきことは多岐にわたっています。

『春休みにやるべきことリスト』などを紹介しているHPなどもありますが,

どれも具体性に欠けており,実際に明日から何をどうすればよいかがわからないものも少なくありません。

この記事を読めば,学級担任として具体的にどんな準備を行っていけばよいか理解できると思います。

では,結論から言います。

新年度の準備で学級担任がやるべきことは

『学級の経営方針を具体的に作成しろ!』

です。

学級には経営方針というものがあります。

年間の計画,学期ごとの計画,月ごとの計画

どれも教育計画にその骨子がうたわれています。

でも,教育計画ほど1年間でほとんど見ることのない学校の資料はない。

というくらい,ほとんど目にしませんよね。

それもそのはず,教育計画とは大まかな方針しか書いていないので具体性に欠けるのです。

担任する教師の性格や子供の性格も毎年違うし,人間関係なども変わってきます。

だから,学級の経営方針はその年ごとに,担任自らが具体的に作成する必要があります。

ただし,注意してほしいのは学級の経営方針というのは極論を言うと

その担任の先生だけが理解していればいいということです。

もちろん,学年主任や教頭や校長も理解している必要はありますが,

そのために形式にこだわって物々しい経営方針計画書なるものを時間をかけて作成することはお勧めしません。

学年主任や教頭,校長に経営の方針を知らせる方法は別にあります。

これについては別の機会に紹介します。

では,具体的に経営方針を作成するとはどうすればいいのか。

それは生徒の成長した姿を具体的にイメージすることです。

例えば,中学校1年生であれば

1年後に中学校生活にも慣れ,来るべき新入生に対して先輩としての行動ができる状態になっているか?

中学2年生であれば

1年後に最上級生となる心構えが整っているか?そのための経験をしっかり積んでいるか?

中学3年生であれば

1年後に義務教育を修了し,社会に出ても恥ずかしくない程度の常識と自分の考えを持つことができているか?

という感じです。

この具体的な生徒像,これを学級担任がいかにイメージできているかで1年間の指導方法に一貫性が出てくるのです。

【学級経営を支えるもの】学級経営のサイクル

「何か学級の生徒とうまくいかない。」

「指導がうまく生徒に入っていかない。」

「その場では素直な態度をとるが,何度も同じ過ちを繰り返していしまう」

学級担任としてこういった悩みはよくあると思います。

しかし,こういった現象が起こる理由は明らかなのです。

原因はすべて教師側にあります。それは

『教師の言動に一貫性がない』

からです。

「あの先生,この前は○○と言ってたのに,最近言ってることが変わってきてるよね」

「あの先生,A子には○○と言ってたのに,B子には違うこと言ってたよな」

この不信感が積もり積もって生徒との距離を離してしまうです。

ではどうすればよいか・・・・。

改めて言います。

1年後に成長した姿を具体的にイメージしてください。

理想とする姿が明確である。

指導に一貫性が生まれる。

生徒との信頼関係が生まれる。

他の場面でも教師の指導が生徒に受け入れられる。

生徒が成長し具体的なイメージに近づいていく。

このサイクルは教師も生徒も成長する素晴らしいサイクルです。

学級経営とは極論を言えばこのサイクルを日々回していく活動だと思います。

【教師としての醍醐味】100%うまくいく方法はない!

さあ,今年1年の経営方針は決まりましたか?

どんな生徒像をもって指導にあたりましょうか?

生徒も教師も生身の人間です。

プログラミングのように,立てた計画通りうまくいくものではありません。

だからこそ,楽しいのです。学級担任というのは。

こうすれば必ずうまくいく,こんな学級経営があれば誰も苦労しません。

みんな試行錯誤しながら毎年挑戦しているのです。

だからこそ,うまくいったときの喜びと達成感は教師としての学級担任としての醍醐味です。

今年1年,お互いに理想の学級を追求していきましょう。

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