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【新年度の準備】中学校の学級担任がやるべきこと④【○○とのコミュニケーションをとれ!】

投稿日:2020年6月11日 更新日:

【中学校学級担任】なぜ仕事がはかどらないのだろう?

「新年度を迎えて学級はうまくまとまってきたけど,何か仕事がしずらいんだよな」

「教室にいると安心するけど,職員室にいるとなんかソワソワしちゃうんだよな」

こんな経験をしたことのある先生,必ずいると思います。

自分なりには学級経営を一所懸命がんばり,それなりに成果を出しているけれど

何か仕事がうまくいかない。

これは教員にはよくあることです。

原因として考えられるのはただ1つです。

それは

『同僚とのコミュニケーションがとれていない』

からです。

【必読】同僚とのコミュニケーションをとるための3つのポイント【中学校】

我々教員という仕事は,目の前の子どもを成長させるためにあるといっても過言ではありません。

子供の成長を促すには,一人の力では限界があることも言わずもがなだと思います。

つまり,教員の仕事は学級担任同士の協力,学年団の協力,さらには学年の垣根を超えた教員全体の協力

が不可欠なのです。

その基本となるのが同じ学年の学級担任同士のコミュニケーションです。

では,担任同士のコミュニケーションを円滑に行うためにはどうすればよいか?

という視点でこの記事を書いていこうと思います。

ポイントは3つあります。

【ポイント①:相手を褒める】
【ポイント②:担任同士歩調を合わせる】
【ポイント③:主任をたてる】

この3つをしっかりとおさえれば,あなたも同僚の先生とうまくいき,良き協力者に囲まれて

良い仕事をすることができます。

【ポイント①:相手を褒める】

「なんだ,そんなことか」

と思っている先生,この褒めるというのが意外と難しいのです。

これは先生同士の距離感によって変わっていきます。

例えば,何年もの付き合いで,お互いの指導方法や癖などをよく知っている同僚に対しては

大胆にほめるべきです。

「いやー,先生の一言は重いね。先生の言葉を聞くと生徒がピシっと引き締まるよね!」

「この前の生徒指導での先生の声のかけ方,あれは先生にしかできないね!」

すでに,その先生の存在自体がすごい,オーラが出ている,といった感じでほめるべきです。

しかし,初めて一緒に仕事をする同僚に対して,同じような褒め言葉をいったら相手はどうとらえるでしょうか?

「自分のことよく知りもしないで,よくそんな口から出まかせ言えるな!バカにしているのか?」

と心の中で思ってしまうはずです。

では,どうすればよいか?

簡単です。

距離感の遠い先生に対しては,その先生がこだわっていることに対して褒めると効果的です。

例えば

「先生の学級の掲示,きれいですよね。あの花は先生ご自分で作ったんですか?手先が器用ですね!」

「この前先生の授業の後の板書を見ました。あんなに構造的にわかりやすい板書はないなと思いました。文字もはっきりとわかりやすいです。」

「先生の使っているマグネット,キャラクターものでかわいいですよね。どこで買ったのですか?」

という感じです。

この場合は,普段からその先生の様子をよく見ていて,どんなことにこだわっているのかを把握するとよいでしょう。

【ポイント②:担任同士歩調を合わせる】

これは,誤解を恐れずに言います。

自分の意見を押し殺して他人に合わせろ,というわけではありません。

例えば,新年度は学級で使うものとして様々なものがあります。

・掲示用の見出し
・黒板で使うマグネット
・棚やファイルなどの備品
・時間割の表示カード(明日の時間割を知らせるためのもの)
・セロテープやホッチキス,マジックなどの文房具類

など。

こういった必要最小限のものは学年で統一することです。

悪い例としては

「ある担任だけ学級の掲示用の見出しをカラーで作っていて,自分だけで使おうとする。」

というものです。

つまり,ひっそりと自分だけ得をするような行動をすると周囲からの反感をかうということです。

「そんなの周りで勝手にそう思ってるだけじゃないか」

と反論する人もいるかと思いますが,ここは大人になりましょう。

人間集団になれば,人間関係の輪は大切です。

周囲から反感をかうのと,自分の色を出すことは別です。

もし,自分の色を出したいのなら

「学級の掲示物でこんなの作ったけどほかの担任の先生の分も作ったのでどうぞ使ってください!」

とシェアすればいいのです。

【ポイント③:主任をたてる】

新年度の準備は学級担任も忙しいですが,学年主任も忙しいのです。

・学年の経営方針を考える。
・学年で使う備品や消耗品をそろえる。
・学年集会で使う会場を他学年と調整する。
・校務運営委員会の資料を作成する。
・様々な会議に出席する。
・学年の先生方の仕事の割り振りを決める。
・任せた仕事の進行状況の確認とフォロー。

などです。

こんな忙しい時に,例えば

主任:「学年の学習関係の担当はA先生にお願いします。」

A先生:「えー,あんまり経験ないから自分は生活指導担当にしてくれませんか?」

とわがままを言ったりすることです。

主任の先生も大人です。教職の経験年数も十分です。

その先生から見て仕事を任されるということは,その先生にできない仕事は任せないのです。

逆に,任される仕事は,「あなたならしっかりできると信じていますよ」

という主任の想いのあらわれでもあります。

だから,頼まれたら即座に「はい,大丈夫です!」と答えるだけでいいのです。

そこで,わがまま言うものなら主任の手をわずらわせるだけだし,

それを聞いている周りの先生方もいい気持がしない。

何より主任がいい気持ちしない。

いったん主任を意見を受け止めて,そのうえで自分の考えがあれば,担任自らが企画し考えを提案すればよいのです。

むやみにわがままを言ったり,考えもせずに反対したりするのは誰のメリットにもならないことをよく覚えておいてください。

【学校は組織】お互いが気持ちよく仕事をするために!

我々教員が忘れてはいけないことがあります。

それは,学校というのは組織で動くものです。

担任は主任が喜ぶような行動をとることが

主任は教頭が喜ぶような行動をとることが

教頭は校長が喜ぶような行動をとることが

学校全体の仕事を円滑に進めるうえで大切だということを肝に銘じてほしいのです。

ただし,これは決して上司に迎合しろと言っているわけではありません。

何事も上司の指示をいったん受け止め,そのうえで意見がある場合は企画立案して,しかるべき会議や打ち合わせ等でしっかりと主張すればよいのです。

これは,学校以外でも組織で運営されている企業であれば同じことが言えると思います。

教員の協力体制がしっかりできていれば,子供たちは安心して成長します。

【おさらい】同僚とコミュニケーションをとる3つのポイント【新年度の準備】

もう一度おさらいします。

「学校で仕事をしていくうえで何かうまくいかないなー」と不安に思っている原因には次のことがあげられます。

『同僚とのコミュニケーションがとれていない』

そして,こういった状況に陥らないために,新年度の準備から次の3つのポイントをおさえること。

【ポイント①:相手を褒める】
【ポイント②:担任同士歩調を合わせる】
【ポイント③:主任をたてる】

こういうのは最初が肝心です。

春休み中に,同僚とのコミュニケーションをしっかりととり,1年間いい仕事ができるパートナーとしてスタートしてください。

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