学級経営

【教師のリーダーシップ】『情感で生徒を動かす学級経営』の落とし穴

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【教師のあこがれ】「この先生のためなら・・・」【生徒の目線】

教師をやっていれば、必ず理想とする教師像をもっているであろう。

・生徒の夢を後押しできる教師
・社会にでて貢献できる生徒を育てる教師
・「この先生のために頑張る」と信頼を寄せられる教師

など、どれも素晴らしい教師像だと思います。


しかし、理想に近づこうとすればするほど、

困難にぶちあたり、くじけそうになることがあるのが現実です。

○自分の学級経営方針が間違っているのかな・・・
○教師のリーダーシップが足りないのかな・・・

こんな悩みを持っている教師はたくさんいるはずです。


特に、『情』に熱い教師ほど悩んでいるケースが大半です。

この記事では、そんな熱い思いを持っているのに、なかなか学級でリーダーシップを発揮できない教師向けに1つの事例を紹介します。

【必読】『情感で生徒を動かす学級経営』【メリット・デメリット】

今回紹介するのは

『情感で生徒を動かす学級経営』

についてです。


このタイプの学級経営スタイルは


「この先生のためなら・・・」と生徒に思わせるやり方です。




このスタイルを貫く土台には、教師自身の人間的魅力や人望がなければなりません。

『情感で生徒を動かす学級経営』は、一見すばらしい方法に見えますが

意外な落とし穴があります。


そこで、この手法のメリットとデメリットを比較しながら解説していきます。

この記事を読んでいただければ、ワンランク上の学級経営ができるようになります。

では早速見ていきましょう。

【『情感で生徒を動かす学級経営』のメリット】

何と言っても、担任が目をかけた生徒が中心となって、


集団の結束を強める




という良さがあります。

教師も人間ですから、学級の生徒全員と相性がいいわけではありません。

どうしても指導しやすい生徒とそうでない生徒はいます。

指導しやすい生徒を中心に学級を引っ張ってくれれば、担任としても集団をコントロールしやすいのも事実です。

【『情感で生徒を動かす学級経営』のデメリット】

この手法で注意しなければならないことは、

特定の生徒に情感を強く注がれれば注がれるほど、




そこに入れなかった生徒、はみ出してしまった生徒に大きな不満を抱かせる


ということである。

つまり、

「私を使ってくれないのは、担任が私を快く思っていないからだ」

簡単に言うと

「私は気に入られていないのだ」

という不満を抱かせるということです。

情熱をもった教師は絶対に必要です。

しかし、その『情』のかけ方を誤ると、大きな落とし穴にはまってしまうことがあります。

【簡単】良い学級とそうでない学級の分岐点【ポイント1つ】

『情感で動かす学級経営』に限らないことですが、

良い学級とそうでない学級を見分けるポイントが1つあります。

それは


生徒が教師の指導方法に対して不平・不満を口にするかしないか




ということです。

極論を言うと、不平・不満をゼロにするのは不可能です。

わがままな生徒が、間違っていることを正されて不満を言うこともあるでしょう。


しかし、ここで言う不平・不満のレベルとは

ある程度、教師の話を聞けて理解力のある生徒でさえもも抱いてしまうようなものです。




このレベルの生徒が不平・不満を口に出し始めると

その他の生徒たちもせきを切ったかのように次々と不平・不満の和が広がる。

生徒間で派閥ができる

学級が崩壊する

という流れになります。

一度、生徒たちの言動によく耳を傾けて見てください。

誰がどんな不平・不満を抱いているのかを。

【教師の行動】信頼される教師になるために【大事なのは距離感】

では、最後にこの『情感で生徒を動かす学級経営』を生かす方法を紹介します。

結論から言うと


『生徒との間には一線をひく』




です。

どんなに相性のいい生徒がいたとしても、

必要以上に情を注ぎすぎると、周囲からの不平・不満が出てきます。


この『一線をひく』という姿勢が、公平性を生徒に与えるのです。

それによって教師に対する不平・不満は必ず減ります。

そして結果として、教師のリーダーシップが発揮しやすい集団への変わっていくのです。


生徒との距離感をコントロールすることが、信頼される教師への第一歩




と肝に銘じましょう。

最後に、「こんなパターンのリーダーもいる」ということで、以下の記事も参考にしてみてください。

【学級のリーダーとして】『強制して動かす』にはこんなデメリットが【学級経営の基本】

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