学級経営

【担任の仕事】学級経営で大切な4つのこと【必修】

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【ブラック企業】世の中から見た教師の仕事【過酷】

今、教員になりたい学生が少なくなっています。


その原因は2つあります。

1つ目は、フリーランスをはじめとして、個人で稼げるシステムが世の中にたくさん出てきたこと。

SNSや動画配信ツールを使って

誰もが自分のチャンネルや発信元をもつことができるようになったことで

仕事の幅は以前とは比べ物にならないくらい大きくなっています。


2つ目は、教師の仕事の過酷さがインターネット上で話題になっていること。

世の中から見た教師の仕事のイメージとして

・サービス残業が当たり前
・保護者対応が大変
・部活動指導で休みがない

等があります。

しかし、本来教師という仕事はこういった内容がメインではないのです。

【根幹】学校の先生で大切な仕事とは?【最低限】

では、学校の先生の仕事で大切なことは何なのか?

大きく分けて2つあります。

それは

・『授業』
・『学級経営』

です。


その中で、今回は、『学級経営』について深堀していこうと思います。

では、学級経営とは担任の先生の仕事の根幹と言ってもいいでしょう。

学級を預かる以上は学級をどうまとめていくか、その経営能力が問われます。


私なりの『学級経営』の定義は

生徒が育つ集団を作ること

です。


そして、生徒が育つ集団を作るためには

次の4つの力が必要だと考えています。

・常に目標を意識させる力
・生徒を驚かせる力
・チームを作る力
・理想を追求する力

それでは、1つ1つについて解説をしていこうと思います。

【常に目標を意識させる力】

学校生活には、様々な行事があります。

大きなもので言えば、

・文化祭
・修学旅行
・部活動の大会
・卒業式入学式
・定期テスト
・球技大会
・入試

等があります。

こういった行事を前にした時に、ただ生徒を臨ませてはいけません。




例えば、文化祭であれば

「みんな1人1役を果たし協力して文化祭を盛り上げよう!」

球技大会であれば

「球技が苦手な生徒も楽しめる大会にしよう!」

部活動の大会であれば

「上位大会出場を目標にしよう!」

など、リーダーとして教師が生徒に具体的な目標をもたせることが学級経営において非常に重要になってきます。

【生徒を驚かせる力】

みなさん、自分が中学生になったつもりで考えて見てください。

自分の担任の先生が、特に何の個性も表面に出さずに、

日々淡々と仕事をこなす先生だったら・・・

きっと、普通に生活する分には何も苦労しないと思います。

しかし、そんな学級、楽しいですか?

やはり、生徒にとって驚きを与える魅力をもっている教師と言うのは集団を作っていくうえで大きなアドバンテージを得られます。


では、具体的にはどういうことかというと

例えば、

生徒があいさつをしてきたら、生徒以上の元気な挨拶を返してあげる

生徒の誕生月にみんなでお祝いメッセージを送る企画を提案する

部活動でいつもは教えるだけの顧問が生徒と真剣に試合で対決する

教師の意外な特技を披露する




生徒は意外な出来事や何が起こるかわからないことにワクワクするものです。

そんなワクワクを普段の学校生活の中でプレゼントできる教師であれば、

素晴らしい学級集団が育っていくはずです。

【チームを作る力】

この力は、担任としてのリーダーシップと言っても過言ではありません。

特に大切なことは、生徒1人1人にしっかりと学級の役割を与えることです。

当然、係活動はあると思いますが、それだけではなく

例えば、

「今日は先生が花を買ってきたから、誰か水をやる係をお願いします」

いつも落ち着きのない生徒のサポートとして「Aさん、あなたの力を見込んで頼みたいことがあるんだけど。学級の○○ちゃん、授業中ときどき落ち着きがないときがあるから、そんな時は優しく声をかけてほしいんだ。今度の席替えで隣の席にするからお願いできるかな?」

など、学級生活のあらゆることに対して生徒に役割を任せる。


このことによって大きなものが得られます。

それは、

『生徒の学級への所属感』

です。


生徒が学校生活が楽しいか楽しくないかの違いの一つに

『自分が必要とされているか?』

という感覚がポイントだとよく言われます。

そんな意識をすべての生徒に持たせるために担任の先生は

役割を生徒に与え、学級集団というチームを作る力が問われるのです。

【理想を追求する力】

『理想を追求する力』には、2つの主語があります。

・生徒が追求する理想
・教師が追求する理想

です。


まず、生徒が追求する理想とは何か。

簡単に言うと、『学級目標』です。


生徒が学級にいる存在意義は、みんなで学級目標を達成するということです。

それに向かって、担任の先生は、節目節目に学級目標の内容を交えて生徒に話をし、

今、自分たちは学級目標に向かって進めているのか?と問いかける必要があります。


もう1つが、教師が追求する理想です。

これは、簡単に言うと『理想の教師像』です。

教師になる以上は、誰しも理想とする教師像をもっているはずです。

これをもっている教師は、指導にブレがなくなります。


学級崩壊のほとんどの原因は、教師による指導のブレがきっかけと言われています。

しっかりとした教師像、理想の教育を担任の先生がもっていれば

学級経営もブレることはなくなります。

【真実】出会った担任で人生が決まる【決して大げさではありません】

私は教職について20年以上の中学校教師です。

これまで、様々な経験をして、多くの担任の先生の実践を見てきました。

また、自分もいろいろな本を読んで勉強もしてきました。

今回の記事を書くときに参考にした本がこちらです。

あのユニクロで有名なファーストリテイリング代表取締役社長の柳井正氏がユニクロの幹部社員の研修のために使ったノートです。ユニクロの経営手法を学級経営に取り入れてみたいと思った方は参考にしてみてください。


さて、今回の記事では学級経営について述べてきました。

なぜ、これが教師の仕事として大切かというと


『生徒は出会った担任で人生が決まる』




といっても過言ではありません。

子供が大人として社会に出るまでに、特に一番大切な思春期と言われる時期を過ごすまでに出会う大人のほとんどは親か教師です。

子供は親を選べません。

教師も選べないのです。

だからこそ、受け持った学級をどのようにまとめて経営していくかと言うのは

子供の人生に大きな影響することだという意識が欠かせません。

こう考えると思い話に聞こえますが、生徒というのはこちらが真剣に関われば

必ず答えてくれます。

今回紹介したことを実践していけば、仕事の楽しさを実感できると思います。

【担任の覚悟】魅力的な教師になるためには?【中学校】

では、学級経営をしっかりと行う上で教師が心がけてほしいことは何か?

それは、魅力的な教師になるということです。

では、魅力的な教師とは何か?

生徒が「へー、先生すごい!」って思う教師のことです。

では、生徒は教師の何を見て「すごい!」と思うのでしょうか?


それは

・自分が知らなかったことを教えてくれる姿
・自分が経験していないことを話してくれる姿
・自分が未知の世界に飛び込もうとしたときに一緒に支えてくれる姿
・自分が苦しい局面に立たされた時に立ち直るきっかけを与えてくれる姿

などです。


つまり、魅力的な教師になるためには

教師自身が失敗を恐れずいろいろなことに挑戦し続ける経験をたくさん積むということです。

何事も挑戦すれば、失敗をします。

失敗をすれば学ぶことができます。

学ぶことができれば誰かにその経験を話すことができます。


生徒は大人をよく見ていますから

表面的に経験もしていないことを話す教師には魅力を感じません。

本当に経験した人の言葉には重みがあります。

そういったオーラのようなものを生徒は敏感に感じ取ります。

多くの経験をした教師は、それだけで十分魅力的な教師なのです。


これから教師を目指そうとする学生であれば今のうちにたくさんのことにチャレンジしてください。

すでに教職についている人であれば、いろいろ体験する時間がなくとも読書をして知見を広めたり

オンラインで様々な人と関わりをもって刺激を受けるなどしてチャレンジしてほしいと思います。

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