学級経営

【怖い先生】こんな学級経営はうまくいかない【でも理解しておくべき】

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【学級経営のノウハウ】同僚・先輩教師から学ぶのが一番【研修より大事】

学級経営は一筋縄ではいかない。

『こうすれば絶対うまくいく』

という黄金法則が存在するわけではない。

しかし、多くの担任の先生を見ているうちに

「あ、あの先生の学級経営は参考になるな」

とか、逆に

「こっちの先生のような学級経営はマネしたくないな」

などのように、気になる点が目に留まります。



自分が20代のころ、よくこんな先生にあこがれた。

・厳しく指導できる先生
・人が見ていても大声で指導できる先生
・生徒が恐れをなして従うほど存在感のある先生

自分は、大きな声で指導できる教師ではない。

まして他の人が見ているところで堂々と指導するのも苦手だった。

そういった観点から、生徒が絶対服従するような厳しい先生を

ある意味『尊敬のまなざし』で見ていた。



当然、まねしようと試みたこともあった。

しかし、結果は言うまでもなく、うまくいかない。

逆に泥沼にはまって学級経営が立ち行かなくなりました。

若いころは学級経営の右も左もわからない状態で学級経営の研修を受けることはあっても、現場では身近にいる同僚や先輩から学ぶしかないのである。

この記事では、恐怖によって人を動かす学級経営がうまくいかない理由について紹介します。

【一瞬あこがれる】恐怖によって人を動かす学級経営はうまくいかない【最悪】

『恐怖で動かす』とは

威圧感をもって文字通り生徒に恐怖心を与え、「やらなければぶっとばされる」という気持ちをモチベーションにさせる方法である。

今の時代、こういった高圧的な態度をとる教師は受け入れられない。



しかし、唯一『恐怖で動かす』学級経営のよさをあげるとしたら

『いち早く結果が出る』

という点だ。

生徒は担任の鉄拳制裁を受けたくないがために、とりあえず言うことを聞かなければ

とりあえずやらなければという思いから何とかしようと行動するので

見た目の結果は出やすいのも事実である。


昔は担任による体罰は『愛のムチ』と称されて、もてはやされた。

しかし、私に言わせればそれは

「どうしてお前は俺の言うことがわからないんだ!」

という学級担任のエゴでしかなく、暴力でしか自分の考えを伝えられない学級担任の未熟さ以外の何物でもない。

そういう担任は結局、指導に対するぶれない軸を持っていないのだと思う。


言い換えれば、生徒は自分のことを本当に学級担任として認めているのだろうか、信頼してくれているのであろうか、自信がない。

確信がなくて不安だから、暴力という手段で恐怖を与え、自分の存在を誇示しようとしてるのではないか。

このような指導では、生徒は担任の顔色ばかりを見ることになる。

生徒自ら「成長したい、進歩したい」という向上心や意欲を引き出すことは不可能だ。


そして、この『恐怖で動かす』指導の一番厄介なのは

『エスカレートする』

ことである。


今までの指導で生徒がついてこないと、

「もっと厳しく指導しよう」

とさらに恐怖をあおる。

こういった悪循環の先にあるのは『学級崩壊』である。


どんな理由があるにせよ、恐怖でしか自分をアピールできない、自分に従わせることができない担任は

最低の指導者であり、指導者失格と言ってもいい。

自分も若いころは一瞬あこがれたが、今は断言できる。

恐怖からは何も生まれないことを。

【一部例外】恐怖で動かす学級経営が必要な時【短期的戦略】

『恐怖で動かす』学級経営がいかに悪かということを伝えてきたが、

100%悪い指導か?

と聞かれるとそうとも言えない。


『恐怖で動かす』指導が役に立つ状況はないわけではない。

では、それはどんな状況かというと

『ゆるみ切った学級集団』

である。


受け持った学級がすでに学級崩壊に近い状態で、

どの先生の指導も聞かない好き勝手な行動をとる学級集団においては

恐怖心をあおるやり方が手っ取り早い。


しかし、この指導は長期的には使えない。

あくまでも短期的な戦略として使うべきである。

つまり、精神的に幼い集団を活性化するためには『理』よりも『熱』が必要だと考える。

あくまでも特別な状況下において一時的に有効な指導方法ととらえておこう。

【大切なこと】生徒は自分の指導力の鏡【担任として自覚しよう】

最初にも述べたが

学級経営は一筋縄ではいかない。

『こうすれば絶対うまくいく』

という黄金法則が存在するわけではない。


どの教師も試行錯誤を重ね毎年毎年、生徒と戦っているのである。

教師も人間だから、ときにその戦いから逃げたくなることもある。

その逃げ方で一番簡単なのが『恐怖に頼る』ことだ。

感情的に怒鳴ってしまえば、その瞬間生徒は従う。

この簡単な構図をつい利用してしまうのである。


ここでもう一度、担任として肝に銘じてほしい。

我々が相手にしているのは生徒というまだ10年ちょっとしか人生を生きていない半分未熟な人間である。

それが30人もいれば、集団として簡単にまとまるはずがないと考えるのが当たり前なのだ。

うまくいかないことを恥ずかしいと思わず、うまくいかないことを自分の存在を否定されたと思わず、正面から生徒とぶつかってほしい。


私は若いころ、学級経営で失敗し学校に来ることができなくなった。

その経験から今では、「うまくいかないときもあるさ」と流せるようになった。

当然、『恐怖で動かす』指導など一度もやったことはない。

恐怖に頼ろうと思ったこともない。

生徒は学級担任の鏡である。


生徒が不安定な時は、担任の指導が不安定なのだ。

生徒が前向きに挑戦しているときは、担任の指導も前向きで挑戦できているということだと思う。

『生徒とともに成長しよう!』

困った時は、この言葉を思い出すようにしている。

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