学年の仕事

【年度初めの学年集会】どんな挨拶すればいいの?【中学校担任編】

投稿日:2020年6月25日 更新日:

【学年集会で何を話す?】学年生徒との出会いの成功術

中学校では,年度初めに学級開きが終わったころに必ずやることがあります。

それが『学年集会』です。


「○○先生!明日は今年度最初の学年集会だから挨拶考えておいてね。」


学年の生徒を前にして最初の挨拶・・・

中学校は教科担任制であるから,学級開きで担任の先生のことは

ある程度分かるのですが,

それぞれの教科の先生の顔と名前はわからないのです。


すべての教科の先生が同じ学年にいるわけではないが,

学年の先生たちはほとんどその生徒の授業を受け持つので

この『学年集会』でほとんどの教科の先生の顔合わせとなるのです。


「何をしゃべればいいのかな?」


「最初が肝心だから,印象に残る挨拶にしたいな!」

【学年集会での挨拶】一瞬で注目を集める方法

生徒の立場から考えると,新しい先生との出会いはわくわくするものです。

仮に昨年度の持ち上がりの先生であっても,新年度になってどんなことを話すのか・・・


生徒は常に先生たちのことを注目しているのです。

このとき,どんな話をするかによって1年間の授業や様々な指導場面でうまくいくかが

決まると言っても過言ではありません。

そこで,『新年度の学年集会ではこのことに注意して話せ!』と題して

そのポイントを3つ紹介します。

【学年集会でのポイント①】○○を利用する

学年集会に限らないかもしれませんが,先生が生徒の前に立って

話をする時のポイントがあるのです。

例えば,挨拶の時間は5分と言われた場合,どんな話をしたらよいでしょうか?


「皆さんこんにちは。今年度,数学を担当する△△先生です。」
「先生は今学年の○組から△組までの学級の数学を担当します。」
「これからみんなと一緒に勉強するつもりですので,みんなに負けないほうに頑張ります。」
「今年一年,みんなと一緒に頑張っていきたいと思いますので,よろしくお願いします。」


読んでみて,どうですか?

何か印象に残りますか?

そうです。この挨拶だと何の印象も残らないのです。

では印象に残る挨拶をするにはどうすればよいか?


その1つはこれです。

「・・・」

沈黙です。


沈黙は生徒をひきつけます。

しかし,その効果は一瞬です。多用できるものではありません。

学年集会であいさつの順番が自分に回ってきた。

沈黙の時間,時間にして・・・そうですねー

学年集会を静かに聞いていられる手段であれば

5秒程度といったところでしょうか。

もし話し始める前にざわついているようであれば,

何秒でも全員が注目するまで黙っていましょう。


逆に,ざわついている状態で話し始めた場合は

こうなると思います。


教師:「皆さんこんにちは。」

生徒:「ザワザワ・・・」

教師:「今年ど○年△組の担任になりました。」

生徒:「ザワザワ・・・」

教師:「担当教科は数学です。」

生徒:「ザワザワ・・・」

教師:「こらー!!そこっ。静かにしなさい。」

っていう感じで,せっかく学年の生徒との出会いの場なのに

怒ってしまってはどうにもなりません。

先生への不信感がたまるだけです。

大声を出さなくても注目させる方法・・・

それが『沈黙』なのです。

そうやって『沈黙』を上手に使って生徒の注意をこちらに向けるのです。

意識が自分に向いてくれれば,挨拶は80%成功したといっても

過言ではありません。

【学年集会でのポイント②】声の○○○を変えよ!

2つ目のポイントは,先生の声についてです。

『声』というのは案外自分ではその癖に気づかないことがあります。

だから,どんな声で生徒に伝えればよいのか。意識して決めるべきなのです。

では,具体的に「先生はどんな声で生徒に発信すれば良いのか?


それは

 「声のトーンを変えて話す」

です。




では,なぜ『声のトーン』が大切なのか?

それはもうあなたが体感していることです。

それは何かというと

『テレビショッピング』

の放送です。


皆さん,テレビショッピングを見ていて一番知りたい情報って何かな?

そうです。『値段』です。

では,テレビショッピングの人たちは,

どんな方法で視聴者に値段を伝えているのだろうか?

それは『声のトーンを変えて』視聴者に値段を意識させるのです。

仮に,ずっと平坦な口調で商品説明を聞かされたことを思い起こしてみてください。

その商品「買いたい?」と思いますか?

きっとその答えはみんな『NO!』だと思います。

同じ内容を説明するとき,

「平坦なしゃべり口調で話をするか,声のトーンにメリハリをつけて,印象に残ってほしいところを高いトーン恵説明して見てください。話をするのかで」

効果は絶大です。

【学年集会でのポイント③】伝えたい内容を○○○○○化せよ!

さあ,最後3つ目は何かというと,『伝えたい内容をキーワード化せよ!』です。

生徒というのは基本的にポイントをおさえて話を聴くことに慣れていません。

だから,伝えたいことをコンパクトにまとめることが重要になってきます。


仮に,学年集会で「何事にも挑戦してがんばってほしい」ということを伝える場合・・・。

しばらく沈黙をし,そのあとに黒板へ次の言葉を書きます。   

『挑戦』

「先生は今年のテーマは『挑戦』だと考えている。」

「『挑戦』とは,今までやったことのないことに挑戦すること。」です。


「しかし,『挑戦』というと何か難しい問題にチャレンジすること」のようにとらえられがちですが,
そうではなく誰にでもちょっと意識すればできることをさしています。

例えば

・昇降口で靴をそろえてから校舎内に入ってくる。
・今までより少し相手を思いやるよに,困っている人を見かけたら積極的に手伝いをする。
・今までより10分早起きし,1日のスタートを余裕を持って行動するようにする。

等でも十分いいのです。

1人の挑戦は小さいかもしれないが,全員が同じことをやったとしたら

それは大きなエネルギーとなって帰ってくるものだと感じています。

もちろん大きな『挑戦』もよし,小さな『挑戦』もよし,

『挑戦』の大小に関わらず,自分の中の『挑戦』を見つけて実践してみよう!

この話のキーワードは『挑戦』です。

このように伝えたいことを短いキーワードに変換してください。

生徒どんな時に先生の話を聴くのか?

生徒が先生の話を聴く理由はただ1つです。

それは

『集中しているとき』

です。

集中して話を聴かせるためにはどうすればよいのか?

その答えは上記に示した3つのポイントです。

【生徒が集中して聞く話】学年集会での挨拶【中学校編】

いざ,学年集会が間近に迫ってくる中,どんな話し方をすればよいか?

先ほどの3つのポイントをもとに少し振り返ってみましょう。。

まず,沈黙で聞き手の集中力をこちら側に意識させる。

次に,大切な部分を話すときには声のトーンを上げてげて記憶に残るような話をする。

最後に3つ目として,伝えた内容を短い言葉に凝縮させ,キーワードとして生徒に意識させる。

です。

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