学級経営

【学級経営】3学期のポイント【中1編】

投稿日:2021年1月11日 更新日:

【意外と大切】一番短い3学期をどう乗り越えるか?【中1→中2】

年が明けて、3学期がスタートした学校がほとんどだと思います。

「1年間の最後の学期である3学期をどう過ごしていこうか」

「1年間のまとめとして良い締めくくりをしたい」

「4月に向けてよい準備期間にしたい」

担任として様々な思いがあるでしょう。

学級によっては、1,2学期までうまく言っていたのに

なんだか3学期で尻すぼみしてしまう学級があります。

短い3学期だからこそ、担任としてどんな期間にしたいのか、どんな姿をイメージして指導に取り組むのかが大切になっていきます。

【目標の設定】あなたはどんな中学2年生になりたいですか?【自覚】

この記事では、中学1年生を対象とした3学期の学級経営のポイントを解説していきます。

中学1年生の3学期というのは特別な意味合いがあります。

そこをしっかりと踏まえれば、この3学期が有意義なものとなり、4月から進級した後の学級経営にも大きなアドバンテージとなるので、ぜひ参考にしてください。

中学1年生の3学期の指導で一番大切なことは

「4月から『先輩』になる」ということです。

この『先輩になる』という自覚が生徒を大きく成長させます。

なぜなら、今の中学1年生は1年前に小学6年生だったわけです。

小学6年生といえば、小学校の中では『大先輩』という位置づけ。そこで大きく成長した子どもも多いことでしょう。

そんな中学1年生は2年ぶりに『先輩』という存在になるわけです。それにワクワクしない生徒はいないはずです。



この3学期は、

「あなたはどんな中学2年生になりたいですか?」

「あなたはどんな先輩になりたいですか?」

この声かけを意識してみることです。

【ポイント】中2のスタートで迎える2つの変化【成長】

中学校1年生から2年生へ向かう3学期には大きな変化が2つあります。

それは

①4月から先輩になること
②クラス替えがあること

です。



この2つが3学期の指導の大きなポイントとなります。

その根拠を具体的に解説していきます。

【まずは、「4月から先輩になること」

ここでは単に「先輩になるんだからしっかりしなさい」と指導するだけではダメです。

先輩といのは、年齢や学年で決まるものではありません。

先輩といのは、それにふさわしい言動が伴って初めて先輩と認識されるのです。

ですから、新1年生が入学して来たら、「中学校生活で大切なことはこういうことなんだよ」と説明できないといけません。



例えば、部活動で考えてみましょう。

新入生は中学校の活動で部活動を楽しみにしています。

もし、「自分の部活に新入生が入部してきたらどんなことを教えますか?」
と聞いてみましょう。

「部活動は遊びではなくて自分の心身を鍛えるために目的をもってやるんだよ」

「部員の一員として部活を休む時にはきちんと自分で報告することが大切だよ」

「先輩からいろいろなアドバイスを聞いて、人間関係の和を大切にするんだよ」

と、具体的に理由を含めて説明できたら、

「あー、この先輩は考えがしっかりしていて頼りがいがあるなー」

と新入生に思ってもらえるはずです。



このように、学校生活のあらゆる場面において、なぜそのルールがあるのかを理解して人に説明できる状態になることが、この3学期に求められるのです。



2つ目の大切なポイントとして『クラス替え』があります。

ほとんどの中学校は中学1年から2年に進級するときにクラス替えがあります。

人間関係を含めた学校生活の環境がガラッと変わるのがこの時期です。

そのことを見通して、自分の人間関係について見直すことが3学期に求められます。

「これまで、自分と周りとの関わり方で見直す点はありませんか?」

「つい、自分のわがままを通して相手に嫌な思いをさせていませんか?」

「困っている人がいたら、そっと手を差し伸べる行動がとれていますか?」

「自分が困った時に助けられた経験はありませんか?」

「自分がしてもらって、言ってもらってうれしかったことはありませんか?」

こういった問いかけをして、生徒一人一人に問いかけをしてみてください。



そして、4月になってどんなメンバーと一緒になったとしてもうまくやっていける基礎をしっかりと身につけていくことが大切です。

生徒の中には「クラス替えが不安」「新しい環境でやっていく自信がない」「今のクラスのまま変わりたくない」などとネガティブな言葉を発する生徒もいるでしょう。

しかし、そこで担任の先生は毅然とした態度で言わなければなりません。

「その思いはみんな同じ。クラス替えは必ずあるもの。まず、そこから逃げてはいけない。メンバーが変わる不安を口にするのではなく、新しい環境でもやっていけるだけの心の強さをこの3学期で身につけるんだよ。」

こういった前向きな言葉かけを何度も繰り返し生徒に伝えることです。

【継続】担任としての声のかけ方【根気強く】

【学級経営】中学校の学級集団づくりに欠かせない学級担任がやるべきこと【入門編】

ここまで記事を読んでいただきありがとうございます。

3学期の学級経営のポイントとして

①4月から先輩になるということ
②クラス替えがあるということ

この2つを意識して、目標をもたせることが大切であることを述べてきました。

実際に3学期がスタートしたら、生徒の様子をよく観察してみてください。

「その姿、1年生に見せられますか?」

「その言動、新しい仲間とうまくやっていけますか?」



何か問題が起こりそうなとき、起きてしまったときは、この言葉をかけて見てください。

また、良い行動が見られたら

「その姿なら、先輩として立派にやっていけるよ!」

「その言動なら、新しい学級になってもうまくやっていけるよ!」



と声をかけてあげてください。

3学期は本当に短期決戦です。

これまで築いてきた学級経営を土台にして、次の学年へのステップとなるような時間にしてもらえたらと思っています。

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