学級経営

【学級担任】学級目標おすすめの活用の仕方【必見】

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【本音】本当は学級目標を活用したい【現実】

『学級目標』

どの学級でも年度初めに立てますよね。

どんなに遅くても、ゴールデンウイーク明けくらいには立てると思います。

学級目標が大切ではないというひとはあまりいないと思います。

みな、大切だと思って作るわけです。



しかし、ほとんどの場合

●四月に立てた切り、ただの飾りになってしまっている。
●気がついたら誰も学級目標のことを覚えていない。
●担任も忘れてしまっている。

何て言うことがよくあります。



いや、実は自分もそうでした。(お恥ずかしい・・・)

誰もが大切だとわかっていても、ただの飾りになってしまう学級目標

その悩みを解決するために今回の記事を書かせていただきました。

【ポイント】大事なことは学級目標の言葉ではない!!

まず、結論から言います。

学級目標を活かした学級経営をするためには

学級目標の言葉はどんな言葉でもいい!

ということです。



例えば

「思いやりのあるクラス」
「正しい判断ができるクラス」
「助け合えるクラス」

いろいろな言葉があります。学級の時間を使って、どんな言葉にするか子ども達から意見を出してもらって決めたかと思います。

どれも素晴らしいです。



ただ、その言葉が大事なのではなく、大事なことは学級目標につながる行動目標なのです。

『行動目標』

行動目標って何?

学級目標と何が違うの?

その疑問を次に解説します。

【学級目標は生き物】子どもが変わるには○○感があるから


私は、教職に就いて20年以上の中堅教師です。

毎年のように学級目標を作り、学級経営をしてきました。

もちろん初めは失敗の連続でした。

ただ、その失敗の経験から今では、子ども達が1年間忘れることのない学級目標を作ることができ、いつも子ども達が学級目標を意識した学校生活を送る集団を作れるまでになりました。

自分の経験から学級目標の活用術について解説していきたいと思います。



では、早速本題です。

学級目標で大切なことは行動目標である。

と述べました。

では、行動目標とは何か?





例えば、学級目標を「思いやりのあるクラス」としたとしましょう。

その時に、子ども達に投げかけるのです。



「みんなが思う『思いやり』って具体的にどういうこと?」





すると

「困っている人に声をかける」
「わからないことを教えてあげる」

等の意見が出るでしょう。

そこで担任からこう言うのです。



「じゃあ、思いやりのあるクラスにするためには、次のようなことができることが大事だよね」

○困っている人を見かけたら、「大丈夫?」「何か手伝うことある?」と声をかける
○勉強分からない友達がいたら一緒に勉強して教えてあげる

子ども達からは「その通りです。そうだと思います。」と納得の声が上がるともいます。

これが行動目標です。



学級目標はある意味、抽象的な言葉になりがちです。

その言葉自体にはあまり意味はありません。

実際に教室で活動するのは子どもです。

子どもがいろいろな行動をするときに、指標となる言葉が必要です。

それが行動目標です。



困っている人に「大丈夫?」「何か手伝うことある?」と声をかけられる人が増えていけばよい

勉強分からない友達に教えてあげる友達が増えていけばよい

行動目標に照らし合わせてみれば子ども達も納得して行動しやすくなります。

このように、子ども達に納得感を与えたうえで、行動目標を立てることが学級目標達成に近づくのです。

【生徒観察】うまくいっていないことにアンテナを高く【掲示の仕方】

関連記事:【学級経営】『目的』と『目標』の違いを知らない担任は学級を崩壊させる【真実】

では、具体的に担任の先生はどう行動すればよいのでしょうか?

それは次の3つです。

①行動目標を学級目標の脇に掲示する。
②日々の子どもの様子を観察する。
③新たな行動目標を見つける。

学級目標が「思いやりのあるクラス」だとして、教室に掲示しますよね。

その脇に行動目標を書いた紙を貼りつけるのです。



○困っている人を見かけたら、「大丈夫?」「何か手伝うことある?」と声をかける
○勉強分からない友達がいたら一緒に勉強して教えてあげる





次に、生徒観察です。

何を観察するのかというと、学級の中でうまくいっていないことや課題を見つけるのです。

例えば、授業で発言するとそれをからかう人がいる、と感じていたら、担任から子ども達に投げかけます。

「最近、授業で発言をするとからかう人がいます。それって、思いやりのあるクラスの姿ですか?」

当然、子ども達は「いえ・・・違います」と答えるでしょう。

「じゃあ、からかう発言をしないためにはみんなどうすればよいのですか?」

ここで、すぐに意見が出ればそれを採用するのもいいでしょう。

すぐに意見が出ないときには、

「明日の連絡帳に、各自考えた意見を書いてくること!これが今日の宿題です」

などと言って、少し時間をおいて考えさせるのもいいです。



その結果

○相手の話を最後まで聞く
○そういう考えもあるよねという気持ちで聞く
○発表した生徒に拍手を送る

など、子どもたちなりの意見が出てくるはずです。

その中から子ども達が一番納得感のある言葉を選んで

新たな行動目標に掲げればよいと思います。

このように、行動目標とは生き物のように次から次へと生み出していくものです。

1年間の最後には、教室に学級目標とその周りに行動目標がたくさん掲示されていることでしょう。



学級目標や行動目標とは生き物です。

常に、新しい課題が生まれそして進化していく。

そして、学級目標を育てているのは紛れもなく子供たち自身です。

こうなれば1年間飾っておくだけの学級目標なんておさらばできます。

どの子ども達も、自分たちの学級目標を大切にし、守っていこうと思うはずです。

私自身も、自分の学級で子ども達と学級目標を育てていこうと思います。

一緒に頑張っていきましょう。

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