学級経営

【失敗談】学級のリーダーの育て方

投稿日:2020年5月31日 更新日:

【担任の悩み】リーダーはどう育てれば…【本音】

「学級のリーダーが育たない」
「うちの学級にもう少しリーダーがいればなー」

そんなことを職員室でつぶやいている教員,いますよねー。

私もよくそんなことを同僚と話していたものです。

しかし,学級のリーダーが育たないと嘆いているだけでは問題は解決しません。

学級集団を作っていくうえでリーダーの存在は必要不可欠です。

そして,リーダーに必要な資質の1つに発信力があります。

リーダーとは,集団が目標とする地点に到達するために必要な情報ややる気を提供する存在であってほしいものです。

いまでこそ,こんな偉そうなことを書いていますが,これも過去の失敗から学んだものです。

【成長のために】失敗から学ぶこと【最短】

教職について20年以上たちますが,今でも過去の失敗に後悔の念を持つことはよくあります。

しかし,教師に失敗はつきもの。

どんなにすばらしい先輩教師も昔は失敗ばかりして,そこから学んでいるはず。

今回私の失敗談をご紹介しますが,ここからこの記事を読んでくださった方々が

今後,成功の道を歩まれることを期待して書きたいと思います。

さて,リーダーを育てるうえで犯した私の失敗談とは何か?

【やってはいけない】何もしないことが残酷なこと【リアルです】

ある年,2年生を担任していた時のことです。

その時の学級は,生徒会長になるほどのリーダーが1人いました。

女子生徒です。ここでは洋子さん(仮名)としておきましょう。

しかし,洋子以外の生徒はサブリーダーとしても機能しないほど

学級全体として,まとまりがない集団でした。

とはいっても,何かにつけて洋子に頼ることが多く,

様々な場面で指示をさせたり,まとめさせたりしてきました。

しかし,ある時事件が起きたのです。

学校行事の準備をしていた時に,洋子が全体に指示を出しました。

そこで,行事にあまり乗り気ではない男子たちが

「えー,そんなのやりたくないよー」

と反発してきたのです。

それでも負けん気の強い洋子は

「学校行事なんだからみんなでやらないと意味がないでしょ」

と立ち向かうと

「そんな生徒会長だからって,威張ってんじゃねーよ。」

周りの男子からも
「そうだー,正論ばっかり振りかざしてんじゃねーよ生徒会長さん」

とはやしたてる声。

そのやり取りを見ていた私は,大きな過ちを犯してしまいました。

その過ちとは

『何もしなかった』

のです。

今思えば,その瞬間怒鳴り散らしてでもいいから洋子をフォローすべきでした。

その一瞬,声に出すことができなかったのです。

それ以降,洋子は表立って学級のみんなに指示するのをためらうようになりました。

指示するにしてもどこか遠慮がち・・・・

つまり,担任の私が,洋子のリーダーシップ能力を摘んでしまったのです。

何かを言って失敗するならまだいいのです。

しかし,何もできなかった自分に悔しさと腹立たしさが日に日に増していきました。

今でも苦い思い出です。

【私が学んだこと】リーダーを育てられる教師に!【大事なのは観察】

この経験から常に意識していることがあります。

それは

『生徒を観察すること』

です。

1日生徒を観察しているとわかるのです。

どの生徒も,さりげなく学級のために何かしようとしているのです。

その様子を見ながら,

「今あの子は,どんな気持ちで係の仕事をしているのかな?」

「この発言は,誰のためを思っていってくれているのかな?」

と意識しながら生徒の言動に注目するようしたのです。

そこで,ある一定のラインを越えたとき,教師の声をすぐに届けられるように

心の準備をしながら観察しています。

気になる言動が見られた時に,小さなこと1つ1つに教師が介入していくと

生徒も窮屈になります。

リーダーを育成するには,ある程度見守ることも大切です。

生徒同士で解決できないレベルに状況が達したと判断したときに手を差し伸べるようにしています。

「学級のリーダーが育たない」と嘆く前に生徒を観察せよ。
教師の意識次第でリーダーは育つ。

「うちの学級にもう少しリーダーがいればなー」と嘆く前に生徒を観察せよ。
常に学級のために行動している生徒はいる。見ようとしなければその存在にさえ気づかない。

これが,洋子から学んだ私の教訓です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

この記事から,何か1つでも役に立つものがあれば幸いです。

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