授業

【向山型教え方】第7条空白禁止の原則【授業の腕をあげる法則】たとえ1人の子どもでも空白の時間を作るな

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【若手教師】なぜ、授業が荒れるのか?【悩み】

現場で色々な授業を見ていると、大きく次の2つのケースを見ることができる。

①子どもが何をしていいかわからず、ザワザワと騒いだり、眠ったりしている授業

②常に、自分が今やるべきことを自覚し、黙々と活動している授業

若手の先生は①が多く、ベテランの先生は②が多いです。

(ときどき、ベテラン教師でも①の状態になっているのを見るが・・・)

この差はいったい何なのだろうか?

【授業の基本】若手でもいい授業ができる【原則】

この記事では、

○授業が何となく落ち着かない
○子どもが騒然となってしまう

等の悩みを解決することができます。

「若い先生は経験が少ないからうまい授業をするのは難しい!」

とは私は思いません。

授業が上手な教師には必ず技術が備わっています。

年齢による経験も無視できませんが、技術の有り無しも大きな問題です。

この記事では、授業に欠かせない技術の1つをテーマにお話ししていきます。

【事実】授業が荒れるのは○○な時間が原因【解決の糸口】

授業を上手に進めるための技術の1つとして

『空白禁止の法則』

というものがあります。



これは、名前の通り、

空白の時間を作ってはいけない

というものです。



空白の時間が授業の中にあると、子どもは好き勝手な行動を起こすのです。

授業が荒れる原因はそこにあるのです。

ときどき「子どもが教師の話をよく聞いていないから悪いんだ、集中力のない子どもが悪いんだ」

と子どもの方を責める教師がいる。



しかし、それはとんでもない勘違いである。

子どもは教師の鏡!子どもが落ち着かないのは教師の技術不足が原因なのです。

あなたは自分の授業に空白の時間があると思いますか?

一度、音声だけでも録音して見てください。

出来れば動画で撮影するのが一番です。

まずはそこから始めてみましょう。

【授業】個別対応の仕方と発展問題の扱い方【テクニック】

関連記事:【向山型教え方】第6条細分化の法則【授業の腕をあげる法則】細分化して解釈し、イメージ化せよ

では、空白の時間を作らないように授業を進めるにはどうしたらよいか?

ポイントは3つあります。

1 全体に課題を与え、然る後に個別指導を行なう
2 個別指導は『短く何回も』
3 発展問題を必ず用意しておく

【1 全体に課題を与え、然る後に個別指導を行なう】

つまり、個別指導を先に行い、そのあとに全体に指導を行なう、というものです。

たまにそういう先生がいます。

授業というのは30人から40人の子どもを相手に行います。

早く終わる子供もいれば、同じことをやるのにとても時間のかかる子供もいるのです。



そんな中、1人の子どもに個別指導をつきっきりで行ったら、周りの子ども達はやることがなくなります。

そうではなく、まず全体に課題を与え、みんな一斉に活動をさせるのです。

「3問目までできたら先生のところにノートを持ってきなさい」

こう全体に指示をして、3問やっている間の時間を使って個別指導の必要な子どものところに行って指導をすればいいのです。

【2 個別指導は『短く何回も』】

個別指導は一度の完璧にしようと思わず、

『短く何回も』

行なうのがコツです。



なぜなら、個別指導が必要な子どもは周囲の目を気にします。俗にいう「劣等感」というものです。

仮に教師が1人の子どもに長い時間個別指導をしたとしましょう。

教師は「この子のために・・・」と思って熱心に指導していますが、子どもの気持ちは「自分ができない子だ」ということをみんなに知らしめている感覚になるのです。

ひどい時には、分からない問題があっても「先生、もう大丈夫です」と言って個別指導を拒否する子供もいます。

教師はそんな残酷な思いを子どもにさせてはいけません。

個別指導は短く行うのです。



そして一度に教え切ろうと思わず、何度も繰り返し指導すればいいのです。

私がよく使うのは『赤鉛筆』です。

苦手な子どもには赤鉛筆で途中の考え方を薄く書いてあげます。そして「これを上からなぞり書きしなさい」とそっと言って席から離れていくのです。

時間にして10秒から15秒

これを何度も繰り返して、できるだけ多くの子どもに個別指導を行なうのです。



また、赤鉛筆でかいたところをなぞり書きする姿は、自力で問題を解いている子どもと同じです。

教室の風景に溶け込みます。

子どもも、長々と教師がついているわけではないので、劣等感を感じることなく問題に取り組めます。

『短く何回も』このテクニックは非常に有効だと思います。

【3 発展問題を必ず用意しておく】

これは見出しの通り、できる子に対するテクニックです。

どんな学級にも塾に通っている子や能力の高い子がいます。

教師が出す問題なんか一瞬でできてしまう子もいます。



そういった子どもが教室にいる場合、

早く課題が終わった時にやる発展的な問題を教師は用意しておくべきです。

教育のプロであれば、子どもが興味をひく、挑戦しがいのある発展問題を用意しておきましょう。




さて、今回は授業を上手に進めるためのテクニックとして

『空白禁止の法則』を紹介しました。

できる子もできない子も授業時間内で何をしていいかわからない時間を極力削る。

これが集中して取り組む最低条件です。

この記事を参考にして実践してみてほしいと思います。

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