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【向山型教え方】第6条細分化の法則【授業の腕をあげる法則】細分化して解釈し、イメージ化せよ

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【プロとアマの違い】1つの現象から何を考えるか【視点】

どのような職業にもプロとアマがいます。

「熱が39度ある」

この症状から医師というプロの職業人は、あらゆる原因を見つけ、分析する能力を持っています。

1つの現象から何を考えるか?

この視点が豊富なのがプロである。



将棋の世界も同じである。

勝負が決した後、感想戦というのがある。

ついさっきまで行われていた対局を初手からもう位置を検証するのです。

プロであれば、200手近い勝負であっても、初手から最後の1手まで完璧に覚えています。

それだけ、自分の打った手や相手の差し手を完璧に覚えているのです。

このようにプロとアマの違いは、1つの現象を細かく細分化し分析できる能力にたけているかどうかである。

教師も教育のプロです。

あなたは1つの現象をどれだけ細かく分析できますか?

【細分化】何となく発問からの脱却【授業改善の視点】

「数学の文字式の計算がわかりません」

こんな質問をされたときに、教師であるあなたはどんなことを思い浮かべますか?

「数字の計算と同じだからもう一度落ち着いて計算してみなさい」

こんな言い方では、到底プロとは言えません。

プロはもっと細かく症状を分析して的確にアドバイスできないといけません。

この記事では、こういった1つの子どもの悩み(現象)をプロとしてどのように対処できるかが学ぶことができます。

私は、数学の教師なので、数学を例として解説しようと思いますが、

他の教科や教科の授業以外でも応用できる内容だと思いますので、最後まで記事を読んでいただけると嬉しいです。

【プロの視点】細分化することで見えてくる指導のロジック【分解】

「文字式の計算がわからない」

この言葉を聞いた時に、教師として何を思うか?

数学の教師であれば、次のようなことを思い浮かべるだろう

○「項」の見方は正しくできているだろうか?」
○「係数は正しく理解できているだろうか?」
○「同類項は理解できているか?」
○「式を正しく読めているか?」
○「文字式に含まれている計算が読み取れているだろうか?」
○「分母と分子の区別はついているだろうか?」
○「次数の理解は正しくできているだろうか?」

単に、文字式の計算といっても、その要素には上記のようなものがあります。

これらの1つでも理解が不十分だと文字式は正しく処理することはできません。






例えば

3a+4b=7ab

このような間違いをする子供は、同類項の意味や式に含まれる演算の理解が不十分です。

具体物を使ってこのような計算結果になり得ないことを教える必要があります。

これを
「aとbは文字が違うんだから一緒にしちゃだめだよ。文字が違うものは、たし算してはいけません」

と答えてはいけません。(アマチュアのアドバイスです)

『文字式の計算がわからない』

の現象から、何を見抜き、どう分析するか?

それがプロ教師としての仕事です。

【映像】子どもがわかる言葉に置き換えて伝える【音声】

関連記事:【向山型教え方】第5条所持物の原則【授業の腕をあげる法則】子どもを活動させるためには○○と○○と○を与えよ

では実際に、子どもにアドバイスをするときに

どのように声をかけていけばよいのでしょうか?

一番大事なのは

『子どもにわかる言葉で伝える』

ということです。



教師はプロです。プロであるがゆえに知識も豊富です。

知識豊富なプロから発せられる言葉には、必ずしもわかりやすい言葉が含まれているとは限りません。

相手は子どもです。

子どもにわかるような言葉に置き換えて伝えられる。それができてこそプロです。



例えば、

3a+4b=7ab

と間違ってしまう子供に対しては

「りんごが3つあります。そして、バナナが4つあります。

それを合わせたらどうなりますか?

りんごバナナが7つになる?」

こう説明すれば、どんな子どもも

「なるわけないじゃん!」

と答えます。

でも、3a+4b=7abという計算はそのようにやっているのです。



映像でも音声でもいいので、

具体的なイメージができる言葉に置き換えて考えれば、

りんごとバナナは同じ種類じゃないから合わせて何個ってできないね。

と子どもでも理解してもらえます。

この

『子どもにわかる言葉で伝える』

というのがポイントです。

実践するときには、ぜひ意識してやってみてください。

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