学級経営 授業

【向山型教え方】第5条所持物の原則【授業の腕をあげる法則】子どもを活動させるためには○○と○○と○を与えよ

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【子どもを動かす】「やってごらんなさい」では子どもは動けない【注意】

「これから学年レクリエーションの準備を始めます

みんなが楽しめるような内容を考えてもらいます。

初めは学級役員の人たちで相談し、その後みんなにも提案したいと思います。

学級役員の人は、今日の放課後残ってください」

とある学年集会の時に、学年主任から「学年レクリエーション」の提案がなされました。



その日の放課後、学級役員を集めた主任は次のように言いました。

「では、皆さんに学年レクリエーションの原案を考えてもらいます。

まずは、いろいろな意見を出し合ってそこから決めていきましょう。

先生は30分後に来ますから、それまでに意見をまとめておくように。

と言って、職員室へ行ってしまいました。

ここには大きな問題点があります。

皆さんはこの対応をどう思いますか?

【子どもが動く】子どもを活動させるポイント【3つ】

子どもに何か活動をさせるとき、皆さんはどんなことに注意しますか?

この記事では、子どもに活動をさせるときのポイントを3つ紹介します。

結論から言うと

1.場所
2.時間
3.物

です。



この3つをしっかりとおさえておけば、どのような活動においても子ども達を動かすことができます。

「なぜ、この3つが大事なのか?」

詳しくは次のチャプターで説明します。

【イメージ】実際に子ども達はどう動くのか?【流れの把握】

子どもを活動させるために必要な【場所】とは?

学年レクリエーションを行うとき、まず考えなければならないのが【場所】の確保です。

体育館で行うのか?校庭で行うのか?特別教室で行うのか?

やる内容にもよると思いますが、教師はその場所をあらかじめ押さえておく必要があります。



一番よくないのは、子ども達に案を考えさせた後に、

「ごめん、それは体育館ではできないな。他の学年が使うって言ってたから」

と場所が確保されていないことで提案がボツになってしまうことです。

子どもの気持ちからすると

「そんなの初めから言ってくれよ」

とやりきれない気持ちになります。

子どもを活動させるため必要な【時間】とは?

次に【時間】です。

これは、活動当日までの時間を確保するということです。

○子ども達が相談する時間
○準備に必要な物を用意する(作る)時間
○リハーサルをする時間

などです。


子どもは思い付きでいろいろな意見を言います。

もちろん、大人に比べれば時間的な感覚などないことのほうが多いです。

「それは、当日までに準備できる内容なのか?」

「リハーサルの時間をとっても余裕のある日程で準備できるのか?」

こういった時間のマネジメントは子どもに任せっきりにしてはいけません。

子どもに考えさせることはいいですが、主導権は教師が持っていないといけません。

子どもに活動させるために必要な【物】とは?

これは、具体的にどんなものが必要かということです。

例えば、

○ボール遊びがしたい→「ボールの準備」
○ハンカチ落としがしたい→「ハンカチの準備」
○長縄跳びがしたい→「長縄の準備」
○クイズをしたい→「問題を提示する紙、得点番など」
○リレーをしたい→「バトンの準備」

などです。



学年の備品でまかなえるのであればそんなに問題はないが、

体育科から借りなければならないものがあるかもしれません。

もしくは、学校で管理しているものが必要になることもあるかもしれません。

学年レクリエーションを実現するために必要な物どこにあって誰に承諾を得れば使えるのかは教師が理解しておかなければなりません。

このように、学年レクリエーション当日の流れをイメージしたときに、必要なことは何かを教師が具体的に考えておく必要があります。

そのポイントが

1.場所
2.時間
3.物

なのです。

【対策】最初に教師が提示してあげること【本当の優しさ】

関連記事:【向山型】第4条全員の原則【授業の腕を上げる法則】子どもを動かす指示の仕方の極意とは?

子どもに何か活動をさせるときに

1.場所
2.時間
3.物

が必要であることはご理解いただけたと思います。

そこで、教師がやるべきことは何か?

それは

『根回し』

です。

言い方はいまいちよくないのですが、簡単に言い換えれば

『他の先生に事前に承諾を得ておく』

ということです。


【場所】が必要なら、その場所を管理している先生に事前に承諾を得ておくことです。

「今度学年でレクレーションを行いたいのですが、◆月□日(◎)の△校時に○○室をお借りしたいのですがいいですか?」




【時間】が必要なら、当日までの時間割を見て、学年で使える時間が何時間あるのかを計算し、足りなければ教務と連携して時間割を動かしてもらうのです。





【物】が必要なら、学校にあるものなのか?自分たちで作る

ものなのか?使用可能なのか?作成する時間はあるのか?

など、ありとあらゆる手段を使って物をおさえておく必要があります。



こういったことは、子ども達にはできません。

教師の仕事です。



ですから、冒頭のシーン(放課後に学級役員を集めたとき)に、学年主任としてこう言えばいいのです。

「学年レクリエーションに向けてみんなから意見をもらいたい。

当日までは約3週間ある。場所は体育館と校庭を3,4時間目に使えるようになっている。雨が降ってもできる内容を考えてくれ。

また、体育館の倉庫にあるもの、学校にあるもの、学年で備品として持っているもの、これらをリストアップしてこの用紙にまとめてあるから、ここに書いてあるものは使ってもいいぞ。また自分たちで作ってもいい。

学年全体で使える時間は1週間に2時間までだ。つまり、2時間×3週間で6時間はある。それ以外は、放課後学級役員が居残りで作業することになる。

この時間の中でできることを考えてくれ。

じゃ、30分後にまた来るからみんなで話し合ってくれ。」

子ども達は安心してアイデアを出すことに集中することができます。

ぜひ、参考にしてみてください。

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