学級経営

【リーダーの役割】学級担任に必要な資質とは?【求められる能力】

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【生徒の一言】頼りになる担任になりたい【自分の能力を高めたい】

今でも思い出したくない思い出である。

部活動を終えた生徒たちが下校しようとしていた時である。

私はたまたま、その生徒たちとは離れたところにいたが

会話の内容は聞き取れる位置にいた。

そこで生徒たちが話していた内容がこれである。

「今度の新しいクラスどう?」

「うん、友達もいるし担任の先生もまあまあかな。お前のところは?」

「うーん。クラスメイトはいいんだけど。・・・担任が。」

「え?そうか?よさそうな先生だけど」

「ぱっと見はね。でもなんか・・・・頼りないんだよね。」

その生徒は私のクラスの生徒だった。

思わず後ろを振り向き、自分の姿が生徒たちから見えないように遠ざかった。

そして、それと同時にショックな気持ちがずっと消えなかった。

『学級の生徒から信頼されていない担任』

その時、私はこのようなレッテルを貼られたような気がしたのだ。

もう10年以上も前の話である。

『頼りになる担任とはいったいどんな姿か?』

『学級担任としてあるべき姿を知りたい』

『学級担任としてどんな力が必要なのか知りたい』

この過去の苦い思い出がきっかけで、私は猛勉強した。

今では、教職経験も20年以上となり、『頼りない担任』と言われることはなくなった。

しかし、同じ学校に勤務する若い先生の中には、

過去の私と同じような悩みを抱えている先生がいる。

きっと、全国にいる何百人という先生が同じ悩みを抱えていると思う。

今回はそんな悩みを抱えている先生に、解決の糸口となる話を紹介したい。

【求められる資質】生徒をやる気にさせる担任とは?【恐怖による統制は古い】

学級担任に必要な資質とは何か?

この記事ではこの答えを解説していきたい。

ずばり、結論から言うと

学級担任として必要な資質はひとことで言うと

『いるだけで生徒をやる気にさせる雰囲気を醸し出す人間性』

である。

【威厳のある教師:昭和VS平成&令和】

昔の教師はとにかく威厳があった。

しかし、そのほとんどは『恐怖による威厳』であった。

常に竹刀を持ち歩く教師。授業中、あくびなんかをしようものなら

瞬時にその竹刀が飛んできたものだ。

まさに昭和の教師である。

『恐怖による統制で作られた学級集団は長くは持たない』

ということは、以前にこのブログでも紹介した。

もし、詳しく知りたい方は以下のリンクからご覧いただきたい。

現代においては、もちろん体罰はダメだが、逆に厳しさの全くないお友達感覚の担任もちらほら見かける。

いわば平成&令和の教師である。

こう言った担任の学級は、一見仲が良く担任と生徒の人間関係も良好に見えるが

いざというときに誰も行動しないことが多い。

やはり、一定の厳しさというかオーラのようなものを醸し出せる学級担任が必要だと私は思う。

【生徒をやる気にさせる教師とは?】

では、『いるだけで生徒をやる気にさせる雰囲気を醸し出す人間性』を身につけるにはどうしたらいいか?

私なりの答えはこれである。

『情熱』

学級経営の理念、教師としての信条、目指すべき生徒の姿、など

『学級担任としての情熱がどれだけあるか』

これが、『生徒をやる気にさせる雰囲気が作り』に必要な要素である。

学級経営の指針については、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

【目的論】どうすれば生徒にやる気を起こさせるか?【アドラー心理学より】

そもそも、生徒はなぜ情熱を持った担任の先生から『やる気にさせる雰囲気』を感じるのか?

その根拠は『目的論』にあります。

先ほど述べた担任の先生の『情熱』として

学級経営の理念、教師としての信条、目指すべき生徒の姿

をあげた。

これらは、アドラー心理学でいう『目的論』に関わる内容です。

目的論について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

集団の目的とは1つしかなく、その目的に向かってどうあるべきかという意識で行動をすることになる。

「どうすれば○○できると思う?」

「あなたは本当はどうなりたいの?」

と未来に向けた問いかけをするのが『目的論』の根幹です。

このように、未来に向けてどうすべきかという意識を植え付けられた生徒は

当然、ポジティブ思考となり何事もまずやってみようという気持ちが育ちます。

それが結果として

『やる気にさせる雰囲気』

を作っているのです。

担任の先生は何も言わずとも、そこにいるだけで生徒たちがその気になるのです。

【確信】真のリーダーを目指そう!【自分を信じることが大切】

今の学校現場で、このような雰囲気を持っている教師がどれほどいるだろうか?

私の経験上、どの学校にも1人、もしくは、いても2人である。

どこにでもいるというわけではない。

悲しいがこれが現実である。

しかし、だからと言ってなれないということはない。

「自分にもできる」

こんな強い気持ちを持ち続けた教師にだけ

『いるだけで生徒をやる気にさせる雰囲気を醸し出す人間性』

が備わるものだと私は確信している。

私自身もまだまだ勉強中である。

生徒にとって頼りになる先生を目指してお互い頑張りましょう。

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