学級経営

【クラス替え後】4月の学級経営【ポイント】

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【クラス替え後】不安のあるスタートの中にも・・・【楽しい】

さあ、新しい学級の始まりです。

クラス替えがあった学級では、新しい環境でのスタートとなり、様々な不安があると思います。

しかし、2,3日もすると次第に慣れてくるのが子ども達です。

昨年度の学級に恋い焦がれる気持ちがある一方で、新しい学級でも楽しくやろうと思っている生徒がほとんどだと思います。

そんなクラス替え後の学級で、注意する点があります。

このポイントを見逃すと、1年間の学級経営がスタートからつまづくことになりかねません。

特に、この4月の前半のうちにしっかりとおさえなくてはならないことがあります。

では、どんなことに注意していけばよいのでしょうか?

【初めが肝心】クラス替え後の学級で注意するポイント【重要】

関連記事:【中学校のクラス替えの決め方】クラス替えの基準とは?【中2編】

クラス替え後の学級経営で大切なこととは何か?

結論から言うと

『楽しい』と『悪ふざけ』は全く別物だ!

ということです。



子どもというのは大人に比べると、新しい環境に順応するスピードがものすごく速いです。

新しい学級になっても、1週間もすれば雰囲気に慣れてくる生徒がちらほら出てきます。

そこで担任として指導しなくてはならないことが

『楽しい』と『悪ふざけ』は全く違うものだよということです。



簡単に説明すると

『楽しい』・・・みんなが笑顔になること

『悪ふざけ』・・・一部の人は楽しいが周りは迷惑していること

です。



これは、客観的に周りから見れば、その違いがすぐに分かります。

しかし、子ども自身にとっては、案外区別がついていないことが多いです。

例えば、

●友達のあだ名を勝手につけて笑う
●友達の過去の噂をして笑う
●友達の筆箱を勝手にいじって遊ぶ
●何度もしつこくちょっかいを出す
●新しい友達に対して何度もしつこく質問する

というものです。



どれも、やっている本人やその近くにいる友達は『楽しい』かもしれません。

しかし、それを見ている、または聞いている周りの子ども達は不満をもったり、嫌な表情をしたりしています。

こういったことを担任は見逃してはいけません。

これらのことを見逃し続けていくと、『学級崩壊』というゴールに陥ってしまいます。

【子どもの心理】自分の居場所を獲得したい【序列】

では、なぜ子ども達は周囲のことも考えずに、『悪ふざけ』をしてしまうのでしょうか?

その根拠は子どもの心理にあります。

子ども達というのは、どの集団に属していたとしても一番気になるのが

自分の立ち位置

です。

つまり、

「自分はこの学級でどう思われているのか」
「あの人よりも下に見られたくない」
「ひとりぼっちにはなりたくない」

という心理が本能的に働きます。



言い方を変えれば、

自分の居場所を確保したい

という心理です。



大人であれば、各個人の個性を尊重して受け入れたうえで自分の個性を発揮すれば

ちゃんと自分の居場所は確保できるとわかっています。

しかし、子どもというのは、コミュニケーション能力が未熟で自分の想いをきちんと相手に伝えられないことがよくあります。

それをカバーするために、ちょっと悪ふざけをして誰かの気をひいたり、相手を見下した発言をしてマウントを取りに行ったりします。



そして、自分の居場所をしっかり確保することで学校生活の安心感を得るわけです。

ただし、そんなことをして得た安心感とは真の安心感ではなく、常に不安に駆り立てられながら生活を送る羽目になってしまうのです。

まあ、このことはしばらくして気づくことがほとんどです。

その時になってから後悔しても、取り返しのつかない状況になっていることもあるので

ここは担任がしっかりと舵をとっていかなければならないところです。

【アンテナ高く】その瞬間を見逃すな!【担任のやるべきこと】

では、担任のやるべきことは何でしょうか?

結論から言うと

子どもの発言を見逃さない!

ということです。



例えば、休み時間に子ども達がじゃれ合っていて、その遊びの流れで誰かが

「お前、死ね!」

と言ったとします。



もちろん、本気でそう思っていったのではないのは聞いていてわかるのですが、

そのフレーズを聞いた時に、反応できる担任と、反応できない担任では周りの生徒からの信頼を得られるか得られないかの大きな問題となるのです。



「ん?誰?今、死ねって言った人」

「その発言、間違っているよね。言い直しなさい」





と、それまで和やかな表情をしていた担任が、真剣なまなざしで子どもに投げかけたらどうでしょうか?

それだけで、その場の雰囲気が一気に凍り付きますよね。

この空気感の変化を子ども達に感じさせるのです。



これによって、「あ、この担任は悪ふざけは許さないんだな」と子ども達の頭の中にインプットされます。

このような瞬間的な反応をするには、もちろん経験が必要ですが、

一番大事なのは、常に子ども達の言葉遣い、表情を観察していることです。

いつでもアンテナを高くして、教室にいることによって

『悪ふざけ』のポイントを見逃すことなくとらえることができます。



しかも、これを4月の初めの段階でやっておくことで、その後1年間の学級経営が格段にうまくいきます。

逆に、ここを許してしまうと、子ども達はどんどん好き勝手な行動をとり始めるので注意が必要です。

4月は担任にとって忙しい時期ですが、子ども達の言動に細心の注意を払って過ごすことが

1年間の学級経営を決めることになるので、意識して観察していってほしいと思います。

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