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【やってはいけない学級経営】学級崩壊を引き起こす5つのパターン【根拠あり】

投稿日:2020年7月14日 更新日:

【学級経営の難しさ】なぜ、学級経営がうまくいかないのか?【悩み】

学級経営は担任として一番力が発揮できるところです。

どの教師も基本的には「担任をやらせてください」と希望するものです。

その中でほとんどの担任はそれなりに学級経営をこなします。

しかし、一部の担任は自分の学級をまとめることができずに学級崩壊にしてしまいます。


こんな記事を書いている私自身も、学級崩壊の経験者です。

もう10年以上前の話ですが・・・。

一度、どん底を味わった私は、つらい経験をしました。

精神的にも病み、2年間学校に行けないほどでした。

しかし、そこから沢山のことを学び、今の自分がいます。

今では学級経営の楽しさを感じ、毎日学級の生徒と楽しい生活を送っています。

自分で言うのもなんですが、まさにどん底からのV字回復です。

今回は私の失敗談をもとに、学級崩壊に陥る学級経営のパターンを紹介したいと思います。

【ダメな学級組織とは?】学級崩壊を引き起こす5つのパターン【実体験あり】

学級崩壊を引き起こす学級集団には次の5つのパターンあります。

○恐怖で人を動かす学級集団
○「ねば」「べき」を多用する学級集団
○リーダーがマイナス思考な学級集団
○成果ばかりにこだわる学級集団
○「目的」と「目標」をはきちがえた学級集団

それぞれのパターンについて、解説していきます。

【恐怖で人を動かす学級集団】

担任から生徒へ何か行動を促すとき、恐怖で動かそうとしてしまうことがあります。

これは、脅迫や罰を設けることで相手をコントロールしようとしている状態です。

大きく分類すると次の3つの言動が当てはまります。

①人格否定…行為に対して注意するつもりが、結果的に人格を否定している。
例:「君はいつも失敗するじゃないか」

②ダメだし…達成できているところを見逃し、できていないところばかり指摘する。
例:「これはよくても、ここは全くできていない」

③結果がすべて…努力の過程に目を向けず、結果しか評価しない。失敗すると徹底的に批判する。
例:「結局これだけしか成績が上がっていないじゃないか!」




昭和の学園ドラマならばこんな担任の先生がいたかもしれません。

しかし、恐怖によって作り出された学級集団は次第に活力を失い、びくびくしながら生活するようになります。

一時的には担任の言うことを聞きますが、こういった集団は長続きしません。

【「ねば」「べき」を多用する学級集団】

これは責任感の強い担任が陥りやすいパターンです。

学級全体の責任を担任個人の責任と錯覚してしまい、自責の念にとらわれすぎて学級担任自身がメンタルヘルス不全を起こしてしまうという点です。


過去の私なんかは、これに近いものがありました。

クラスの問題は担任の問題、ほかの担任の先生に相談するなんて自分の未熟さをさらけ出すようで決してできない。自分の力で何とかしなくちゃ。

自分が責任をもってちゃんとやらねば。

相談する前に自分で解決できることは自分でやるべき。

初めは小さなことで悩んでいたのですが、それが積もり積もって気が付いた時には自分一人では解決できないほどの大きな問題に発展するのです。


そして、このパターンで問題なのは、担任が自分自身を追い込むと生徒にも伝播して、居心地の悪い学級集団になっていくことです。

学級経営に当たるときに、時々セルフチェックをしてみてください。

「ねば」「べき」という発想を持ちすぎていないか?

【リーダーがマイナス思考な学級集団】

あなたは楽観主義でしょうか?それとも悲観主義でしょうか?

前述した「ねば」「べき」論をなくすとともに

担任には、楽観主義であることが求められます。

特に生徒との人間関係においては、悲観主義な態度で生徒と接していると知らない間に勇気をくじけさせてしまうことにもなるからです。

フランスの哲学者アラン(本名、エミール=オーギュスト・シャルティエ)は、著書『幸福論』で、このように述べています。


悲観主義は気分のものであり、楽観主義は意志のものである。

『幸福論』(白井健三郎訳 集英社文庫 1993年)




天気やその場の雰囲気に、自分の気持ちが左右されてしまうことがりませんか?

学校でも、職員で一人機嫌の悪い先生がいると、職員室全体の雰囲気までよどんでしまう気になることはないでしょうか。

このように悲観主義は、気分、雰囲気、ムードから生まれやすいものです。

悲観主義に陥ってしまうと、何の根拠もないのに「どうせ何やってもだめだ」「また何か問題が起こるに違いにない」とどんどんマイナスの方へ流されてしまうのです。


この流れを断ち切るには、担任の「意志の力」が必要です。

「今は成績が上がらないかもしれないけど、いつか伸びてくるときはある。その時にどう指導していくかが勝負だ」

「また学級でいじめが発生するかもしれない。でもその時は悩みを抱え生徒に寄り添うチャンスだ」

こう思っていると、次第に生徒にも楽観主義の考えが浸透していきます。

そして学級の雰囲気も前向きになっていくのです。


最後に、前向きな言葉かけの例を紹介します。

「これも意味があることだ!」
→何か問題が起こった時

「最終的にはうまくいく!」
→トラブルの渦中にいる時

「これが達成できたら、」
→ふんばりどころの時

「大丈夫!何とかなる!」
→クラスの生徒が不安になっている時

【成果ばかりにこだわる学級集団】

学校現場だけではないのですが、集団を育成していくときに必要な考え方の『軸』というものが2つあります。

○生産性の原理
○人間性の原理

簡単に内容を説明すると

『生産性の原理』は、短時間でたくさんの成果を求めるという考え方です。


『人間性の原理』は、長期的な視点でものごとを見て、人の成長を見守るという考え方

成果にばかりこだわる学級集団とは、『生産性の原理』ばかりを重視した学級経営のことです。

具体的には

・短期間に成績を上げさせようとする。
・学級の仲間をライバル視させ、なんでも競わせる。
・相手の長所を伸ばすのではなく、欠点を指摘し、相手を引きずり降ろそうとする。
・途中のがんばりは評価せず、結果だけを賞賛する。

このような『生産性』を重視した学級経営をしていると、結果(数値)を残すことが第一という発想になり、クラスの仲間よりも自分さえよければいいという発想が学級全体を支配するようになる。

ここに健全な学級集団はもはや存在しません。

【「目的」と「目標」をはきちがえた学級集団】

「目的」とは、「何のために?」という的(まと)のこと。
「目的」はたった一つしかない。

「目標」とは、「どこに向かって?」というポイントのこと。
「目標」はいくつかの中継地点がある。

「目的」と「目標」については、以下の記事もあるので参考にしてみてください。

参考記事:【学級経営】『目的』と『目標』の違いを知らない担任は学級を崩壊させる【真実】




京セラの創業者の稲森和夫さんは

「すべては目的から」


と述べているように

まずは目標を立てて、それから現実的な目標を設定するのです。

学級崩壊に陥りやすい集団とは

目標が先に立ってしまい、最も大切な目的を見失った集団

と言えます。


例えば、成績を上げることばかりに目がいって、その生徒が途中過程においてどのような努力をしてきたのかという点に目がいかない状態です。

「そもそも何のためにするのか?」

担任は常にこの問いに立ち返ってみる必要があります。

【発想の転換】生徒は変えられない。変えられるのは教師自身!【可能】

厳しい言い方かもしれませんが

学級崩壊のほとんどの原因は担任の教師にある。

担任が勉強不足だから学級の生徒をまとめられないのである。

今、過去の自分にあえるのであれば、今回紹介した内容を教えてあげたい。


あの頃は自分も未熟だった、身勝手だった、自分が正しいと思っていた。

でも自分は間違っていた。学級経営にはコツがあったのだ。

担任としての心のもち方もあったのだ。

単に、知らなかったからできなかっただけなのだ。

無知とは本当に怖いものである。


だから、今学級経営に悩んでいる教師がいたら、自分と同じ失敗をしてほしくない。

そのために勉強してほしい。(私ももっと早く勉強すればよかった)

勉強はいつ始めても遅いということはない。

しっかりと学級のこと生徒のこと集団育成、人材育成のこと勉強して担任としての喜びを分かち合いましょう。

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