授業

【だから私は授業で失敗した!】一度した指示を○○しなかった・・・【中学校教員】

投稿日:2020年6月15日 更新日:

【授業崩壊】最初はこんなはずじゃなかった・・・

学級崩壊・・・  ,

授業崩壊・・・  ,

これで悩んだことのない教師はいない。

その位,子供たちを前にして授業を行うのは難しい。しかし,その分楽しい。

そう,本来授業とは楽しいものである。

しかし,現実にはそううまくいかないケースもある。

現役の教員にとって耳の痛い話かもしれないが,

その原因は100%教師にあるといっていいでしょう。

どんな教師も4月のころは,

「よし,今年は今まで以上に活発な授業をやってやるぞー」と

希望に満ち溢れていたことでしょう。

でも,それと同じことが生徒にも言えるのです。

生徒だって4月のころは

「よーし,今年は苦手教科を克服するためにがんばるぞー」

とか

「今年こそは予習復習を欠かさず行って,成績を伸ばすんだ!」

と希望に満ち溢れていたはずなのです。

それでも3,4か月過ぎたころにはもう

「学校に行きたくない・・・」

「うまく授業が流せない・・・」

「生徒が言うことを聞かない・・・」

もう末期状態です。

学級崩壊ならぬ授業崩壊である。

「授業に行くのがつらい」

「やんちゃな生徒達と目を合わせるのも億劫になる。」

そして,1学期が終わろうとしている頃に必ずこういうのです。

『最初はこんなはずじゃなかった・・・』

【必見】小さなことだからこそ○○を徹底させろ!【失敗談】

教職20年以上の私が,過去にやってしまった失敗談を紹介しながら

学級崩壊や授業崩壊にどう立ち向かっていけばよいか?

克服するヒントをご紹介します。

この記事を読めば,きっと心が軽くなること間違いなし!



1学期も半ば,少人数指導のスタートの時期でもある。

そこで私は失敗したのである。

少人数指導というと,教室以外の特別教室などで授業をすることが多いです。

座る椅子も教室とは異なる。この時は机が長机だった。

そうすると必ず生徒から質問がきます。

「先生,どの席に座ればよいのですか?」

考えていなかった・・・「とりあえず,自由に座ろう」

生徒は喜んだ。仲良し同士で座ることができるのだ。

教室ではそうはいかない。

これ幸いとばかりに,グループを作って座り始めた。

仲の良い友達がいない生徒はどうしていいかわからず,ぼーっと立っている。

それを見て,まずいなと思った。

「あ,でも男子同士女子同士でくっつかないほうがいいな」

「4人も詰めて座らない。3人で座ろう」

「そっちの人,1人こっちに来て!」

すべて思い付きの指示である。

一瞬にして教室がザワザワとした異様な雰囲気となった。

いろいろ指示した挙句,結局出席番号順に座らせることにした。

席を決めるだけでも10分も時間がかかった。

次の時間。生徒の座る席が変わっている。

「前回の席に戻りなさい」

何人かの生徒は指示に従った。

しかし,1人だけ動かない生徒がいた。学級で一番手のかかる子である。

(まあ,1人くらいならいいだろう・・・)

そう判断して授業を進めてしまった。

しばらくの間は何もなかった。しかし,当然のように崩れてきた。

最初は気に留めていたのだが,いちいち注意するのが面倒になり

(席くらい好きにしていいんじゃないか?)

そういった思いが出てきた。

【授業の鉄則】1つの指示に対して動きを1つに与える

大人にとって簡単なことでも,子供にとって難しいことはたくさんある。

その中に『きちんと相手の話を聴く』という内容がある。

例えば,「では教科書○○ページの△行目を大きな声で読んでください。」

という指示。

この指示には

 ・教科書○○ページを開く。
 ・△行目を注目させる。
 ・大きな声で読む。

この3つが含まれています。

生徒にとって3つの指示をいっぺんに出されると,

必ず漏れる生徒がいるのです。

聞いていないわけでもないのに,指示通り行動できないときがあります。

だから,授業では「1つの行動に対して,指示を1つ出す。」が原則なのだ!

そして,教師の指示を生徒に浸透させるポイントがあります。

それは,「1度した指示を徹底させること」である。

先ほどの教科書を読ませる例で言うと

「では教科書○○ページを開いてください。」

「隣の人と確認,同じページを開いていますか?」

「では,△行目から読みます。△行目に指をさして!」

「同じく隣の人と確認。行が間違ていれば直してあげること」

「では大きな声で読みましょう。」

「・・・・さんはい。」

「声が小さいです。」

「では同じところ1号車だけで読みます。・・・・さんはい!」「上手です!」

「今度は全員で。・・・・さんはい!」  「完璧!」

こうやればうまくいったのです。

すぐにできない生徒でも,「隣と確認」この一言で

周わりの生徒に追いつくことができます。

【失敗から学んだこと】小さなことほど徹底!

生徒ができないのには必ず理由があります。

そして,その理由の根本は100%教師にあります。

教師ができる生徒を中心に進めてしまうと,苦手な生徒はいっぺんにおいていかれます。

ついていけないから不安になる。

不安になるから,集中できない。

集中できないから話を聞けない。

話を聞けないから問題が解けない。

問題が解けないから授業が面白くない。

授業が面白くないから先生を妨害しようとする。

まさに負のスパイラル・・・

もう一度言います。

授業が荒れる原因は100%教師にある。

このことだけでも受け止められる先生は,今後必ず1ランクも2ランクも上の成長が見込めます。

生徒が変わるためには,まず教師が変わることです。

自分の指導の至らなさをしっかりと受け止め,改善し,次に生かす。

お互いに頑張りましょう!

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